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ドラマ日記『天国と地獄』(第4話)&『麒麟がくる』最終回。

警視庁捜査一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるかさん)と、サイコパスな殺人鬼・日高陽斗(高橋一生さん)の魂が入れ替わる、ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』第4話。Tver副音声版には五木(中村ゆりさん)登場。

日高<実は望月>を事情聴取した河原(北村一輝さん)だったが、証拠不十分で解放に。しかしその直後、日高<実は望月>と望月<実は日高>とのやり取りを偶然目撃した河原は、違和感を覚え…というストーリー。


望月<実は日高>が証拠隠滅に関わっていると睨んだ河原が、徐々に二人を追い詰めていくも、目撃者の外国人留学生という切り札を逆手に取られ、逆襲される展開が鮮やか。河原も一旦退場ながら、まだ諦めていない様子。

社内での人望や初登場した妹・優菜(岸井ゆきのさん)との会話から、望月<実は日高>のキャラクターに疑問を持ち始めた日高<実は望月>。被害者と数字の関係、「だから、あなただったんですか」という望月<実は日高>の謎の言葉など、まだまだ伏線回収は遠い…。

今回、急に目立ってきた富樫役の馬場徹さん。「つかこうへい最後の愛弟子」といわれる舞台出身俳優ですが、『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)以来、日曜劇場の常連。『陸王』(2017年)の銀行融資課長役が印象に残ります。

続いては最終回を迎えた『麒麟がくる』。朝ドラや大河ドラマは、半年や1年というスパンのために、最後まで完走できた時の感動はひとしお。まして、長谷川博己さんの主演が決定したのは2018年4月で、朝ドラ『まんぷく』出演前。足掛け3年に渡る、長い旅を終えた心境です。

結論に賛否はあるでしょうが、時代劇における明智光秀の印象を一新したという意味で画期的。長谷川さんはじめ、染谷将太さん、滝藤賢一さんなど、本当に素晴らしかったです。

やはり、大河ドラマは日本のテレビドラマの最高峰だなと。次回作『青天を衝け』も楽しみ。


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