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俳優ノート『中川大志さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ボクの殺意が恋をした』に主演する中川大志さん。スターダストプロモーション所属。

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子役出身の中川さん。一躍注目されたのが、最終回視聴率40%を記録した大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(2011年)。中川さんは、主人公・三田(松嶋菜々子さん)が派遣される、阿須田家の中学生の長男役で、荒れた精神状態の時に三田に「やらせろ」と発言してたんですよね(笑)。でも、傑作。

崩壊寸前の家庭に派遣された家政婦(松嶋さん)が、どんな依頼も「承知しました」と引き受け、時に常軌を逸した行動に及びながら、家族の絆を取り戻していくホームドラマ。

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因果は巡るといいましょうか、そんな中川さんが松嶋さんと再共演したのが、朝ドラ『なつぞら』(2019年)。中川さんは、主人公・なつ(広瀬すずさん)と結婚することになるアニメ演出の坂場一久役。松嶋さんは、なつの育ての母親役。なつの出産あたりは、ガチで一緒のシーンでした。

戦争で両親を失った少女・なつ。彼女を癒し、たくましく育てたのは、北海道・十勝の大自然と、開拓者精神あふれた強く優しい大人たちだった。やがてなつは、十勝で育まれた豊かな想像力と開拓者精神を生かし、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。

子役出身から大人の俳優へ。セオリ通り、学園ドラマをたくさん経験してきた中川さん。『GTO』(2012年)、『水球ヤンキース』(2014年)、『監獄学園-プリズンスクール-』(2015年)など色々ありますが、集大成は『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)の馳天馬役かな。

英徳学園の高等部2年生・音(杉咲花さん)は、父が経営する会社が倒産し、“隠れ庶民”として学園に通っていた。一方、“F4”の道明寺司に憧れる神楽木ホールディングスの御曹司・晴(平野紫耀さん)は、学園の栄光を取り戻すため、幼馴染らと“C5”を結成し、“庶民狩り”を行っていた。

大河ドラマ『平清盛』(2012年)では源頼朝、『真田丸』(2016年)では 豊臣秀頼を演じたほか、『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』にもレギュラー出演するなど、NHK御用達俳優でもある中川さん。来年の『鎌倉殿の13人』(2022年)における畠山重忠役も楽しみです。


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