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それぞれの転機と夢見る翼…今週の『舞いあがれ!』

東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第24週「ばんばの歩み」。

2016年、舞が女の子を出産した月曜日。貴司(赤楚衛二さん)と共に育児に奮闘する姿が描かれました。夜泣き対応にも共同であたるなど、貴司のパパぶりも称賛を集め。一方、久留美(山下美月さん)はフライトナースとして長崎の病院に転職することが決定。

それを聞きつけた舞の兄・悠人(横山裕さん)が、久留美の送別会に乗り込み、妹夫婦の面前で突然の告白。合理的理由とひねくれた物言いながら、久留美はOK。嬉しさが隠せない悠人。さらに、五島の祥子(高畑淳子さん)が倒れたとの一報が飛び込んでくるという、怒涛の展開でした。

めぐみ(永作博美さん)と舞が、入院中の祥子を見舞った火曜日。担当医師によれば、今後船に乗ることは無理で、一人暮らしも避けた方がいいとのこと。めぐみは祥子を大阪に呼び寄せたいと思うのですが、祥子は五島を離れないと拒否。

舞らが大阪に戻り、「こんねくと」で大阪万博の話が盛り上がった水曜日。祥子を大阪に呼び寄せる件で、岩倉&梅津家による親族会議が開かれ。皆が賛同する中、貴司の父・勝(山口智充さん)だけは、現実的に無理ではと、冷静な意見。めぐみも再度考えて見ることに。

 社長業と祥子の介護の両立は無理だと、めぐみは覚悟を決め。舞と共に、今やIWAKURAの屋台骨となっている工員の章(葵揚さん)と会い、ゆくゆくはIWAKURAの経営を任せたいと申し出。

祥子が退院した木曜日。めぐみは改めて祥子を説得。社長を辞するまでの引継ぎ期間はとりあえず、大阪で同居することで歩み寄り。祥子の送別会では、川口春奈さんがサプライズ登場。服には「silent snow」の文字。さくら(長濱ねるさん)の夫・むっちゃんこと椿山修(前原瑞樹さん)が実在。

祥子が大阪にやってきた金曜日。周囲の気遣いで、逆に「やることがない」辛さを感じていた祥子でしたが、笠巻(古舘寛治さん)が届けてくれた大量の林檎で、女三世代でジャムづくり。もう直らないと思っていた愛用のラジオも、東大阪の職人の手で聴けるようになり、明るさを取り戻しました。

なにわバードマン時代の先輩・刈谷(高杉真宙さん)から、舞に突然の連絡。作業場に使う倉庫を紹介して欲しいと。後日、「こんねくと」にやってきた刈谷と玉本(細川岳さん)。ドローン開発の会社を起業していて、「空飛ぶクルマ」の試作中らしく、「あの倉庫の片隅にうずくまっとうのは、未来の空を夢見る翼とよ」とロマンチスト刈谷節炸裂。

番組のエンディングの視聴者投稿コーナーは、大河内教官役を演じた吉川晃司さんのシンバルキック。それに続く『あさイチ』では、福原さん顔出しからの朝ドラ受け。いよいよ終盤な感じがしてきましたね。


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