ドラマ日記『准教授・高槻彰良の推察』(初回)

民俗学者の高槻彰良(伊野尾慧さん)と、大学生・深町尚哉(神宮寺勇太さん)の凸凹バディが、怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリー『准教授・高槻彰良の推察』の初回。ゲストの志田未来さんがさすがの演技。

ある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。「コックリさんに連れていかれる」。児童の言葉に、尚哉は少し驚く。本物の怪異が起きている…!?「素晴らしい!」。怪異を求めテンションが上がる高槻と共に、なぜか助手として謎を追うことになる尚哉。

冒頭、子供時代の尚哉が「人外の者たちの祭り」に立ち入るシーンの雰囲気からホラーテイストかと思いきや、怪異事件を導入部にした推理物。小学校の担任(志田さん)を巡るヒューマンドラマな要素もあり、なかなか楽しめました。

伊野尾さんは、声というか話し方がちょっと苦手ではあったのですが、本作ではあまり気にならず。むしろ、ちょっとポップな准教授役がはまり役。にしても、全力でイケメン感を醸し出すスタッフたちよ(笑)。

キンプリの神宮寺さんの俳優業はほぼ初見ながら、危なげなく。人が嘘を言った時に聞こえる「歪んだ声」が、高槻をアシストするという意味でのバディ。最後のハグでは、ちょっとしたBL感も。

大学院生役の岡田結実さんは安定した演技。ボサボサ頭のメガネっ娘キャラですが、初回から巫女姿も披露。今後も、塾バイト時の綺麗目女子など、コスプレのような七変化が楽しめるのかも知れません。

放送後30分クイズは、サイトにアクセスが集中したためか入れず(涙)。


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