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ドラマ日記『私がヒモを飼うなんて』&『朝ドラ100』

彼氏と職を一度に失った蒼井スミレ(井桁弘恵さん)が、「アン・リス」のランジェリーと出会い一念発起。ランジェリーデザイナーという新たな夢に向かって邁進していく中、宗一(一ノ瀬颯さん)と出会い惹かれていく『私がヒモを飼うなんて』の初回。

ランジェリーデザイナーを目指すスミレは、憧れのランジェリーブランド 『アン・リス』 の面接を受けていた。『アン・リス』 の社長・叶百合 (トリンドル玲奈さん) からの質問に答えることができず、呆然とするスミレ。前職では元上司から叱責され、デザイナーの彼氏からは振られてしまい…。

主演していたドラマ『自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-』が終了したばかりの井桁さんが、似たような職業とキャラで、本作でも主演。なんか急速に売れてきていますね。

恋愛ドラマにおける男女の出会いは様々ですが、今回は失意のスミレが雨宿りしていると、傘を差し出してきたのが宗一で…というベタな王道展開。宗一を演じている一ノ瀬さんは、戦隊もの出身のイケメン俳優で、『Get Ready!』にレギュラー出演していました。ヒモ役もハマっています。

一度は面接に落ちたスミレでしたが、再度デザインを百合の元に持ち込みなんとか合格。案外ガッツはあるというキャラでしょうか。井桁さん自身もランジェリー姿を劇中で披露していました。

終盤、宗一が帰っていったのは百合の部屋。つまりは、宗一は百合のヒモ(ないしは彼氏)であり、上司となる百合とスミレが三角関係(あるいはそれ以上)になる、ということかな。なかなか複雑です。

余談:NHKの「朝ドラ100」というサイトは知っていましたが、各ドラマのダイジェスト動画が見られることに今頃気がつき、楽しく見ています(一部の作品は見れません)。『ファイト』の頃の本仮屋ユイカさんのキラキラ度とか、今は中堅やベテランとなった女優さんたちの若き日の姿が新鮮。

『はね駒』の樹木希林さんなど、今は亡き名優たちもたくさん出ていて懐かしい。芸能界を離れてしまった岡本綾さん主演の『オードリー』では、高校を卒業したヒロインが女優になると宣言。養母役の大竹しのぶさんが「女優なんてあかん」というセリフがツボ。よりによって大竹さんにそのセリフ。

『まんてん』の宮地真緒さんの演技の素人感が凄い(笑)。今ならネットで相当叩かれるでしょうが、昔の視聴者は演技経験の薄い新人女優の成長を、温かく見守っていたんでしょうね。『あまちゃん』の能年玲奈さんの「じぇじぇじぇ」も!


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