幸せな週末(仮)…今週の『カムカムエヴリバディ』

3人のヒロイン(上白石萌音さん・深津絵里さん・川栄李奈さん)が織りなす、ラジオ英語講座と共に歩んだ家族100年の物語、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の第11週「1962-1963」。

錠一郎(オダギリジョーさん)が竹村家にやってきた月曜日。るいがついに封印した母のことを話し始めるも、「母に捨てられた」と誤解(記憶変換?)している模様。

錠一郎も「On the Sunny Side of the Street」を特別な曲といい、岡山時代の思い出を語るのですが、どうやら稔(松村北斗さん)の行きつけの喫茶店のマスター(世良公則さん)の周りで、うろちょろしていた戦災孤児で確定。二人の運命ともいうべき接点が見つかりました。

松重豊さんが再登場した(映画ポスターのみ)火曜日。いつものように配達に来たるいに、トランペットを教える錠一郎がほぼバックハグ。「ゴンドラの唄」が流れる中、意味深な時間が過ぎ、「これはキスの間接的表現!?」と深読みしましたが、まだでした(笑)。

錠一郎への想いを恐れ、ジャズ喫茶への配達をるいが断った水曜日。子供たちの草野球に「野球のお姉ちゃん」と誘われ、ピッチングを披露。岡山時代のエピソードが、まさかここにつながるとは。ロバートに引き続き、「どこでもドア」所有者の錠一郎が登場で、子供たちが“アベック”囃し立て。

るいと錠一郎、トミー(早乙女太一さん)とベリー(市川実和子さん)がWデートに出かけた木曜日。トミーの計略で、ついにベリーは錠一郎を吹っ切ったよう。そして、錠一郎からるいへの東京行き提案。

額の傷を気にして、るいが錠一郎のプロポーズに躊躇した金曜日。ベリーの後押しもあり、コンテストの衣装を選びに行く二人。はぐらかし、別れの言葉すら口にしたるいが観念し、更衣室で額の傷を見せると、錠一郎は優しくハグ&キス(推測)。安子と同じく幸せな結末=週末(仮)でした。

このドラマ、ハグ(抱擁)の名シーンが多いな。キス乱発の民放ドラマよりも、こちらの方がいい。


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