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9月22日 メタバース上の交流の可能性

9月22日ですね。

後先が前後しましたが、先日の土曜日に郡山地域クラウド交流会inメタバースに出てきました。

文字通り、メタバース上でのイベントです。私も使い方がよくわからないまま、参加していました。


今回の会場は、Spatial上に設けられました。
Spatialとはアプリなようなものです。Oculus Quest 2からメタバース内にダイブ・インすると、さまざまな動画やアプリが選べます。Spatialはそのうちの一つです。


Spatialにはさまざまな世界があります。3Dオブジェクトで作り上げられた世界が。

今回の地域クラウド交流会は月世界をイメージした会場でした。起伏のある荒涼とした月の大地の頭上には無数の星が散らばる宇宙。


各自が自分でその中を移動し、自分でスクリーンを開いて文字を書いたり、PCの画面を共有し、会話も可能です。

ただし、今回は交流と言っても司会の方や登壇者が話すのみでした。Spatial内で交流することはできませんでした。本来は相互に話せるのですが、話者を妨げることになるので、管理者によって全員がミュートされたからです。


地域クラウド交流会は毎回参加費が1000円要ります。その中で何名かの方がビジネスプランをプレゼンし、参加者の投票が最も集まった方に、参加費の半分がファンディングされる仕組みです。

Spatial上でもプレゼンが行われましたが、そのプレゼンはzoomでも同時中継されていました。Oculus Questを持っていないとSpatialに入れないからです。

実際の交流はそのあと皆でzoomに移動し、ブレイクアウトルームに分かれて行いました。


さて、上に書いたように、残念ながらまだメタバースの中で交流は自由にできまさん。それは皆がマナーをよくわかっていないからです。


メタバース上では3D空間内の位置に応じて音量や位置が変わります。視覚と聴覚であたかもリアルな世界で交流するようなコミュニケーションが可能であり、それは、今のZoomやGoogle meetやTeamsが実現している平板なコミュニケーションとは明らかに違います。


ビジネスオフィス用途であれば別のアプリ─Horizon Workrooms─の方が人数の制限があり、ビジネスの用途にふさわしいでしょう。

Spatialのようなメタバース上での大規模な交流についてはまだ試行錯誤の段階てあるとの印象を受けました。


てすが、すでにメタバース出社を行なっている会社の事例があります。

リアル出社に戻る気はない。でもZoomなどの平板なコミュニケーションでは飽き足らない。そんな方々や企業がメタバース上での業務や交流を模索しています。


以前にもここに書きましたが、私もあの臨場感や空間の制約から自由になる感じに可能性を感じています。撮った動画の閲覧など可能性を秘めています。


ですがビジネス・ミーティングだけの観点でいうと、私はまだZoomから積極的にメタバースに切り替えるメリットを見出せていません。ゴーグルの掛け替えも面倒ですし、充電の減りが早いなどの問題もあります。私の場合、眼鏡が入らないので専用のアタッチメントレンズを購入しましたが、度数が合っていないこともあります。


とはいえ、世の中は少しずつVR/ARの方向に進んでいることも事実。まずは一通り使ってみたいと思います。

使わずしてけなすことはしない。そういう評論家にはなりたくないので。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。