見出し画像

ラグーサ・世界遺産のバロックの街へ

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.99>

シラクーサ(Siracusa)滞在・4日目。
この日は、列車に乗り、ラグーサ(Ragusa)へ向かいました。

シラクーサから列車で、2時間強。
前日、訪れたモディカ(Modica)と同じ路線で、モディカを通り過ぎて、
さらに内陸に入って行きます。

この日の列車にも、モディカ日帰り旅で、お世話になった車掌さん&駅員さんが乗車されていて、声をかけて下さいました。

「今日は、どこ行くの?」
「ラグーサです。」 
「良い街だよね。まあ、僕の街、モディカが一番だけどね。」

地元、我が街が一番!
イタリアン気質は、シチリアでも健在です。

車窓から

オリーブ畑が続く景色を眺めながら、気持ち良く列車に揺られているうちに、
ラグーサに到着しました。

バロック建築が溢れるラグーサの街は、高台にある新市街「ラグーサ・スペリオーレ(Speriore)」と、旧市街「ラグーサ・イブラ(Ibla)」があります。

「バロック様式の街」として、世界遺産に登録されているのは、旧市街のイブラ地区ですが、新市街でも、バロック建築を見ることができます。
代表的なのが、こちらです。

サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂
(Cattedrale di San Giovanni Battista)

表玄関・ファザードの彫刻が、なんとも素晴らしくて、美しい。

そして、こちらは、なんと、郵便局(Ufficio postale)。

郵便局(Ufficio postale)

石造りの建物は珍しくないですが、ユニークなのが柱の上に鎮座する聖人像。
ふと、ローマのサン・ピエトロ大聖堂を想い出して、イタリアらしいな…と、
じっくり見上げてしまいました。

さあ、イブラ地区に行く前に、昼食をとって腹ごしらえといきましょう。

******************

サン・ピエトロ大聖堂(ローマ)
(Basilica di San Pietro)


ローマ滞在記は、こちらからご覧頂けます。





お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。