＜イタリア旅行記（2016年北ｲﾀﾘｱ）No.42＞

ボローニャ（Bologna）のマッジョーレ広場（Piazza Maggiore）から、
さらに東へ。
ラヴェニャーラ門の広場（Piazza di Porta Ravegnana）に、そびえ立つ
２つの斜塔（Le due Torri）があります。

ボローニャの「ツインタワー」 /  二つの斜塔
（Le due Torri）

手前の、ガリセンダの塔（Torre Galisenda）は、約 48ｍ、
奥の、アシネッリの塔（Torre degli Asinelli）は、その２倍の約 97m。
どちらも、傾いているという、ちょっと珍しい建築物です。

1109年に造り始めたと言われ、900年以上も、この街・ボローニャを見守ってきた塔です。
街の有力者であったアシネッリ一族が、その力を示すために、高い塔を建てたと言われています。

イタリアには、他にも、「塔の街」があります。
世界的に有名で、皆さまご存知なのが斜塔がある、トスカーナ州のピサ（Pisa）。
そして、こちらもトスカーナ州の小さな町で、複数の塔がそびえ立つ、
サン・ジャミニャーノ（San Giamignano）等。

サン・ジャミニャーノも、時の有力者、権力者が、自分の力を誇示するために、高い塔を、さらに高い塔を、と、高さを競って造り続けたと言われています。

ちなみに、アシネッリの塔には、登ることができます。
エレベーターは無いので、ひたすら500段近くある階段を、登るしかないので、かなりの覚悟をもって挑まないといけません。

それにしても、高い！
そして、アングルが難しい！

どの角度で撮影するのが、一番、２つの塔が綺麗に入るかなっと、
何枚も、撮影をしましたが、本当に、塔の撮影は難しい…。
首も、痛くなりました。

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☆ピサの斜塔、ピサ滞在記は、こちらからご覧頂けます。