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私の料理修行のスタートの場・リストランテ・ダ・エンツォ(シエナ)

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.47>

フィレンツェ(Firenze)から、バスに乗って、シエナ(Siena)へ。
時間通り、バス停留所があるアントニオ・グラムシ広場(Piazza Antonio Gramsci)に到着できました。

この日は、水曜日。
広場の向かい側にある、チェザーレ・マッカーリ通り(Viale Cesare Maccari)から始まる、「水曜日の朝市(Mercato di Mercoledì)」も
開かれています。

水曜日の朝市
(Mercato di Mercoledì)

私も、シエナに住んでいた時に、本当に、お世話になりました。
衣類、雑貨、調理器具などの日用品はもちろん、この奥には、食材屋さんも出店しています。

レストランへ出勤する前に、朝市に寄って、必要なものを調達していたなと懐かしく思い出していました。

朝市見学は、また、後で。
まず、シエナを訪れたら、挨拶に伺わなくていけない場所があります。
こちらです。

リストランテ・ダ・エンツォ(シエナ)
(Ristorante da ENZO a Siena)

私が、イタリアでの料理修行をスタートしたお店。
6年ぶりです。

オーナーシェフのエンツォ氏、そして、エンツォの右腕・フランチェスカと
懐かしい再会。
ひと通り、近況報告をしてから、この日の昼食を予約をします。

店内(La sala di ristorante)

おふたりは、仕込みがあるので、厨房へ戻りましたが、
私は、少し、店内に座って、この空間を懐かしんでいました。

1999年秋から、2000年春まで働いたこの場所。
半年程でしたが、ちょうど、ミレニアム(Millennio)の時で、
エンツォ曰く「あの時が、一番フル回転していた」とのことで。

朝9時からスタートして、その日中に終えられたら、万々歳!
帰宅は、夜中1時、2時で、一日、15~16時間働いていた時もありました。

凄い働き方をしていたなっと、今、思い出しても、ゾっとします。
あれは、若かったから、体力、気力ともに、充実。
有り余っていたからこそ、踏ん張れて、働けたのだなっと感じています。

今、同じ事はできませんが、あの時の頑張りは、私の中の、ひとつの揺るぎない自信となっているのは、確か。
そんなことを思いながら、16年前を懐かしんでいました。

さあ、お昼の時間まで、大好きなシエナ散策をしましょう!


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