＜イタリア旅行記（2006年秋・中部イタリア）no.18＞

ボローニャ（Boligna）から列車で、約2時間。
花の都・フィレンツェ（Firenze）に到着です。

2年間のトスカーナ料理修行時代も、本当によく、フィレンツェには足を運びました。
今でも、渡伊時には、訪れる事が多い、私の大好きな街です。

フィレンツェのジェラート屋さん
（Gelateria a Firenze）

さて、ここで、イタリアでの楽しみのひとつ、ジェラートのお話。

ジェラテリア（Gelateria）と呼ばれるジェラート屋さんは、
各地にあり、お店によって、同じジェラートでも、本当に、味わいも様々。
イタリアの皆さまも、それぞれ、ご贔屓のジェラテリアがあり、
子供、女性はもちろん、男性の方々も、よく食べられてます。

フィレンツェでも、多くのジェラテリアがあり、ショーウィンドウには、
美味しいそうなジェラート達が色彩豊かに並んでいます。

こちらの写真のもそのひとつ。
店員の女の子達も笑顔で、ハイ・ポーズ。
ジェラートを眺めているだけで、私も笑顔になってしまいます。

でも、注意しなくては時もあります。
イタリア語が十分に話せない観光客を狙って、大量のジェラートを売りつけて高額な代金を取るお店が、残念ながら、あるんです。
（ 写真のお店は、違いますよ！）

そういうお店に引っかからない方法。
　①　しっかり金額が、表記されているかを、確認
　②　注文前に、再度、店員さんに金額を、確認
　③　注文したものと違わないか、商品の量も、しっかりと確認
　④　最後に、代金を払う前に、もう一度金額を、確認

当たり前のことですが、念には念を入れて。
慣れてくると、怪しいお店は、なんとなく雰囲気で分ってきます。

甘くて美味しいジェラートを食べたいと思っただけなのに、
それまで楽しかったイタリアの旅が、苦い思い出になるのは、
とても悲しい事。

注文する前に、購入する側も、ちょっと気をつけたいものです。