＜イタリア旅行記（2019年夏・南イタリア横断）no.3＞

羽田空港から、ドイツ・フランクフルト空港までは、全日空（ANA）を利用しました。

離陸前に案内がある「緊急時の手引き」。
客室乗務員の方々が、実演される場合もありますが、「ビデオ」が流れる時もあります。
今回、興味深い「機内安全ビデオ」を見ました。

テーマは、「歌舞伎（Kabuki）」。
歌舞伎俳優の尾上松也さんが監修され、実際に、歌舞伎俳優の方々が出演されています。

日本 → ドイツ便 ということで、日本語とドイツ語バージョンでした。
写真をとったので、ご覧下さい。

ANA国際線で、今年から、このビデオが上映されているそうです。

２カ月後に迫った「ラグビー・ワールドカップ2019」開催を皮切りに、
来年の「東京オリンピック2020」、そして、2025年「大阪万博」と、
国際的祭典が続き、これまで以上に、多くの外国人の方々の来日が予想されます。
もちろん、私たちも、飛行機を利用する機会も増えるでしょう。

「緊急時」は、もちろん遭遇したくはないし、まさか、自分が…と思ってしまっていますが、万が一の為に、「手引き（ご案内）」は大事。
理解していると思っていても、やはり、その都度、確認しなくてはです。
日本文化の「歌舞伎」演出の映像は、私も、ぐぐっと引き込まれました。

降機時には、この映像のメイキングも流れます。
飛行機から、少しでも早く降りたいと焦る気持ちを、ほわっと、和らげてくれました。