ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.25>
ムラーノ島(Murano)で見つけた、ガラス小皿。
「ミッレフィオーリ(Millefiori)」です。
100年程前に、モレッティ兄弟(Moretti)が、古くからあるガラスの技法を復活させたもので、小さいガラス・ピースを敷き詰めて作り上げたもの。
「ガラスのモザイク画」とも言われています。
中央に模様のある細いガラス棒を、金太郎飴のように、ポンポンっと切り、その断面を上にした小さいガラス・ピースを敷き詰めて加工したものなのです。
イメージ、湧きますか?
ミレフィオーリは、「1000の(Mille)、花々(Fiore)」という意味。
本当に、綺麗なのですよ。
細かい作業が必要なので、他のガラス製品より、お値段はやや高めですが、様々なデザインがあります。
本家本元「モレッティ社」の作品は、表面が滑らかで、もう少しマット感じ。
そして、刻印の代わりに、必ず「M」の文字のピースが、ひとつ入っています。
これは、別の工房製なので、表面はちょっとザラッとしていて、「M」のピースは入っていませんが、お値段は、お手頃。
気に入ったので、購入しました。
今でも、教室で使っています。
モレッティ社製は、日本にも輸入されています。
気になる方は、是非、是非、チェックしてみて下さいね。
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【お店情報】
☆Ercole Moretti (エルコーレ・モレッティ)
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