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サマータイムに変わる時

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.56>

3月最後の日曜日、と言えば、もうひとつ大事な事があります。
それは、「サマータイム(Ora legale)への切り替え」です。

日本語で言うと「夏時間」。
イタリアでは、3月最終日曜日から10月最終土曜日まで、時刻を1時間繰り下げます。
つまり、昨日の朝7時が、今日の朝6時になるのです。

最近、2020年の東京オリンピックに向けて、日本でも導入検討が話題になりましたが、サマータイムに慣れていない、システムが整備されない等々の理由で、今は、立ち消えになっていますね。

ちょうど、ミラノに滞在中も、このサマータイムへの切り替えがありました。
朝起きて、自分の腕時計と、テレビに表示されている時間が1時間ずれている事を確認して、正しい時刻に時計を合わせます。
これで、良し。

そして、この「時刻」に関して、街に出て、驚いたことがありました。

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ミラノのメイン通りのひとつ、トリノ通りにある全ての時計が、夏時間の時刻にしっかりと合っていてたのです。
この時、朝の8時40分。
凄いです!

システムが整っていて、自動的に(もしかしたら、夜中に直して回った人がいたのか、ないない)ビシッ!と、あっている時計の針。

イタリアでは、時刻が合っていない公共の時計もあるので、自分の腕時計や携帯の時刻表示が頼りですが、思わず、凄い!さすが!っと心の中で、叫んでました。

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