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三列シート、冷や汗、そして瑠璃色の地球

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.106:最終回>

日本への帰国便。
今回は、ヴェローナ空港から、パリ、アムステルダムで2回乗り継いで、
関西国際空港を目指します!

早朝、ヴェローナ(Verona)からパリ(Paris)を目指して乗った飛行機がこちら!

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なんと、エアー・フランスの三列シート機だったんです!

バスで三列シートに乗ったことはあったけど、飛行機では初めて。
なんだか、嬉しくて、ドキドキ、ワクワクしながら、パリに到着。

アムステルダム行きの飛行機に乗り込んで、順調、順調…と思っていたら、なんと、機内で1時間以上待機して、パリを飛び立ったのは、定刻から1時間半遅れ。
う~ん、アムステルダムの乗り換え、大丈夫か…?

アムステルダム発・関空行きのフライトに、ギリギリ間に合うか、どうかという感じ…。
これは、到着したら、急がないと…。
今度は、別の意味で、ドキドキ、ハラハラ…。

到着したのはいいけれど、これが、またゲートまでのランディング距離が長くて、降機した時間が、すでに関空行きの出発時間を過ぎていて…。
ひゃ~!!💦
ここで、足止めされたら、これは困る!っと、とにかく急げや!急げ!
ただ、アムステルダム空港、広いんだ~。💦💦

しかも、ヴェローナでは、提携グループ外との事で、チェックインのみ。
関空行チケットは未発券だったんです。
空港内にある検札所(フロアー毎に、チェックがあるんですよね)で、英語で、なんだか、ややこしいことを言われて、プッチン!

「とにかく、次、乗る飛行機が出ちゃうんです!」っとイタリア語で、やや強めに言ったら、違う男性係員が、ゲートまで案内してくれました!
(ああ、優しい方だ…、ありがとうございます…)

ゲートのカウンターに着いたら、なんと日本語を話せるスタッフがいて、「大丈夫、関空行きも、1時間程出発が遅れていますよ」っと言われて…。
はぁ~、良かった…。
日本語だし、安堵したのでしょうね。
思わず涙が出て来ちゃって…。
いやいや、冷や汗、かきました。

無事、遅延していた関空行きの飛行機に、搭乗できて、ホッ…。

乗り換え便が、違う航空会社や、提携グループ外のフライトだと、
前のフライト遅れで乗れなくても、個人旅行だと補償してくれるところは、少ないですからね。
とにかく、良かった~。

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機内からの景色
(Panorama dall'aereo)

地平線がすっと伸び、本当に美しく、まさに、「瑠璃色の地球」。
最後の最後まで、バタバタした北イタリアの旅でしたが、
この景色が、それれを打ち消してくれて、心癒してくれました。

こういう瞬間が堪らなく好きです。
人生いろいろありますが、悩みなど吹っ飛んで、只々、「今」という瞬間だけを感じよう、目に焼き付けておこうと思えます。
そして、また、「これから」を頑張ろうと…。

こういう景色を、自分の目で見る為に、体感する為に、旅を続けているのかもしれませんね。


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これで、2008年の北イタリア旅行記は、終了です。
長い間、お付き合い頂き、ありがとうございました。

まだまだ、イタリア旅行記は続きます。
次回は、「2019年・南イタリア横断の旅」を掲載予定です。
こちらも、お楽しみに!

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。