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アカデミア美術館へ ☆ゴンドラが行き交う運河に架かる木製のアカデミア橋

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.11>

ヴェネツィア(Venezia)での最初の食事、大き~なパニーノを食べた後に向ったのは、アカデミア美術館(Gallerie dell' Accademia)です。
こちらも、是非、見ておきたかった美術館のひとつ。

サン・マルコ広場から、ヴェネツィアのショッピング街通り・3月22日通り(Calle Larga ⅩⅩⅡMarzo)を通って、美術館に向います。
この通りには、イタリア最先端のファッションや、ヴェネツィアングラスなどのお店が沢山。
歩いているだけでも、楽しくなります。

小さな運河も渡りながら、美術館前のアカデミア橋に到着です。

アカデミア橋
(Ponte dell' Accademia)

美術館前の大運河・カナルグランデに架かっている木製の橋。
橋のたもとには、ゴンドラがつながれていて、奥には、現代の運河の足・
ヴァポレットが走っています。

アカデミア橋は、ヴェネツィア唯一の「木製の橋」です。
19世紀末に造られた時は、鉄製の橋でしたが、老朽化に伴い石造りの橋にするまで、直す時までの、一時的に造られた木製の橋が、結局、今まで残っているそうです。
面白いエピソードですよね。

この写真、今回の旅で撮った写真の中でも、お気に入りの1枚です。
いろんな時代の産物が交差している、こういう風景が大好きです。

そして、アカデミア美術館。
フィレンツェのウフィッツィ美術館と比べると、スペース的には小さいですが、その分、ぎゅっと作品が詰まっている感じです。

14世紀~18世紀に描かれたヴェネツィア派絵画が並び、
現在の姿と変わらないサン・マルコ寺院やヴェネツィアの景色などを絵の中に見ることが出来るので、とても興味深かったです。

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