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ブレラ絵画館 & ポルディ・ペッツォーリ美術館

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no.5>

レオナルド・ダ・ヴィンチ像があった広場から、さらに歩いて、ブレラ美術館に向かいます。

ミラノには、多くの教会&美術館がありますが、その中でも、イタリア最大級ともいわれるブレラ絵画館(Pinacoteca di Brera)

16世紀に建築された館に、18世紀、天文学、植物学研究所、美術学校が開設。
ナポレオン時代に、この美術学校の教材用として集められた多くのコレクションが、現在の絵画館の展示品となっています。

建物の1階部分は、現在も美術学校で、絵画館は、2階にあります。
展示室は40室。
実際、鑑賞していても、本当に展示室が多く、途中で、自分がどこにいるのか、分からなくなって、時々、スタッフに、居場所を教えてもらっていました。

迷いながらも、観て回った作品群は、やはり素晴らしく、見応えあり。
残念だったのが、お目当てにしていた作品が無かったこと…。

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アイエツ(Francesco Hayz)の「接吻(il Bacio)」
(絵葉書)

以前、テレビで、この作品を見て、ミラノを訪れた時は、是非、この原画を見たい!と来館したのですが、なんと、他の美術展に、出張中…。
ガーン!!(T~T)。

こういうこともありますよね…。
しっかり、絵葉書はゲットしました。 
原画鑑賞は、また、次回、ということでしょうか。

この後、マンツォーニ通りにある、ポルディ・ペッツォーリ美術館(Museo Poldi-Pezzoli)へ

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ポルディ・ペッツォーリ美術館(パンフレット)
(Museo Poldi-Pezzoli)

ミラノ貴族・ペッツォーリ氏の、個人コレクションが展示されています。

この美術館、多岐にわたる展示で、私は、かなり気に入りました。

絵画はもちろん、食器類、ガラス工芸、時計の展示室もあり、
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊ジャック・スパロウが持っていそうな海洋時計もあったりして、興味津々。

マイセンの初期の陶器一式も、素晴らしく、器好きには堪りません。
思わず、一客、一客、色彩、器のラインを楽しんでしまいました。

絵画の中では、ボッティチェッリの「聖母子」。
きゅ~っと、惹きつけられた一枚で、温かい風合いで、素晴らしかったです。

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