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ガラータ海洋航海博物館

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,83>

丘の上にあるダルベルティス城(Castello d'Aldertis)を見学後、
再び、ジェノヴァ(Genova)の街に戻ってきました。

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ジェノヴァ・プリンチペ駅前(Stazione Principe)

街の西側にあるプリンチペ駅を経由して、海に向かって歩いていきます。

そして、目的の場所に到着です。

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ガラータ海洋航海博物館(Galata Museo del Mare)

海洋都市として栄えたジェノヴァの航海の歴史が展示されている博物館。
是非、訪れたかった場所なのです。

さあ、入館しましょう。
博物館内には、様々な展示がされています。

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こちらは、航海中の食事(Il Cibo sulle galee)について書かれています。

「美食」ではなかったが、
保存が効き、リーズナブルで、栄養に富む充分な食事であった。

と、書かれていました。
なるぼど…。

そして、なんといっても、目を見張って感動したのが、こちらです。

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復元されたガレー船
(Galea restaurata)

写真で見ると大きさが分かりにくいかもしれませんが、高さは10m弱。
建物3階ぐらいでしょうか。
かなりの大きさです。

もちろん、中世の時代には、まだエンジン等はありませんから、何十人もの船乗りたちが、手漕ぎをして船を進めるんですよね。

そして、船尾から見た様子が、こちらです。

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船尾からの様子
(La vista da poppa)

復元されたものと言っても、やっぱり壮大です。

中世の時代に、このガレー船で、ジェノヴァ湾から外海を目指して、
出て行ったんだなっと思うと、なんだか、ジ~ン…。
感慨深いです。

他にも、タイタニック時代(1900年代)の船内の再現展示も、ありました。

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地球儀
(Globo terrestre)

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船長室
(Camera del capitano)

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食堂
(Sala da pranzo)


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デカプリオ?
(Leonardo Wilhelm DiCaprio?)

見学が終わると、その記念に、パスポートを渡してくれました。

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入館記念のパスポート(Passaporto memoriale di Benvenuto)

こういう記念品は、嬉しいですよね。
少し年季の入った書類は、その当時の様子を感じさせてくれます。
船旅をした気分に、なりました。

博物館前には、潜水艦もあります。

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潜水艦
(sottomarino)

神戸港にも、時々、停泊している潜水艦ですが、こちらは、観光用。
内部を見学することができるそうです。

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