＜イタリア旅行記（2008年夏・ヴェネト＆ドロミテ＆トリエステ）no.50＞

急に天気が怪しくなり、慌ててバス停近くの山小屋まで降りてきた後。
すっかり身体も冷えてしまいました。
帰りのバス到着まで、時間があったので、身体を温めるために、山小屋の中で、ひと息つくことに。

食堂を覗いてみると、美味しそうなチョコレートケーキ「ザッハトルテ」を発見！

イタリアでは、「ザッハ」の部分を、英語読みで「サーカー（Sacher）」と呼ぶ事も多く、トスカーナの料理修業時も、よく作っていたお菓子「サーカー」。

ここのサーカーは、どんな味なんだろう？と、
好奇心＆食欲のアンテナが動き出して、時間もあるし、温かいエスプレッソと一緒に、注文しました。

これが、驚きの美味しさで、ビックリ！
山小屋の食堂のケーキと、侮るなかれです。

チョコのスポンジにラム酒シロップが良く染みていて、しっとり。
周りのほろ苦いチョコレートと、間に挟んであるアプリコットジャムのバランスが、これ、また良いのです。

前日の「赤カブのラヴィオリ」と言い、
昼食の「スープに浮かんだニョッキ」と言い、
ドロミテ（南チロル）料理＆お菓子は、本当に美味しい。

またまた、感動していました。