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復元された箱館奉行所(歴史館)

 <函館&札幌の旅(回顧録)no.12> 

函館・五稜郭の真ん中に建てられている「箱館奉行所」。

箱館奉行所

200年以上、鎖国をしていた江戸幕府が、アメリカ側からの開国要求に押され、1854年、日米和親条約を締結。
伊豆の下田と、ここ北海道の「箱館(後の函館)」の港を開きました。

外国に対する交渉、そして、防衛を担当させる為、この箱館奉行を配置。
明治維新の時の戦いの場(箱館戦争)にもなりました。
その後、1871年に解体。

公園、文化財として親しまれていましたが、2010年に部分復元が終了し、
歴史的復元建造物として、内部を、一般公開しています。

できるだけ江戸時代と同一の産地・材料にこだわったこともあり、
当時を彷彿させる内部です。

当時の様子が分かる展示もありました。

ヨーロッパ各地にある五稜郭(五角形スタイル)

五稜郭の設計者、蘭学者の武田斐三郎氏が参考にしたと言われる、ヨーロッパの五稜郭の写真もありました。
イタリアの五稜郭(上段3つ)も展示されていましたよ。

櫓にあった太鼓
太鼓櫓(たいこやぐら)

ツララ越しの櫓、このアングルも気に入っています。

ちなみに、この太鼓櫓は、17m近い高さで、ここから時を告げる太鼓を叩いたり、港を監視していたそうですよ。

箱館奉行所(左)、 五稜郭タワー(右)

見学コースを回り、外に出てみると、凛とした、美しい雪景色の五稜郭。
ここに佇むと、幕末に、当時に、タイムスリップしたよう気持ちになりました。

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