＜イタリア旅行記（2007年春・リグーリア＆ミラノ）no.18＞

リグーリア州チンクエ・テッレ特産デザートワインは、シャケットラ（Sciacchetra`）。

イタリアの白ブドウ・ボスコ種（Bosco）主体で、これらを干しブドウにし、糖度を高めてから造ったもの。
トスカーナ州のヴィン・サント（Vin Santo）に似ていますが、
アルコール度数は、ヴィンサントよりも低く、柔らかい味わいです。

レストランで飲んで、とても気に入り、シャケットラが置いてあるエノテカ（ワイン屋）を教えてもらい、買って帰ってきました。

シャケットラのブドウの搾りかすから造られた蒸留酒「グラッパ（Grappa di Sciacchetra`）」。
シャケットラのグラッパもあるんだ！！っと、思わず、衝動買い。

リグーリア州は、美味しいワインを造ってますが、
栽培面積そのものが狭いので、イタリア全土で、生産量は下から2番目。
地元で、消費され、なかなか、州外に出てきません。

地産地消で、日本では、なかなか、お目にかかることができないので、
リグーリア州を訪れた時には、是非、現地で、リグーリアワインを、
楽しんで欲しいです。