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ロレンツォ・ロット「聖母マリアの被昇天」

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.17>

ベルガモ(Bergamo)滞在中、チッタ・アルタから、少し東へ下がった所にある、アカデミア・カッラーラ美術館(Museo di Accademia Carrara)で、ロレンツォ・ロットの作品展をしていました。

ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto)は、ヴェネツィア出身の画家。
ルネッサンス時代に活躍し、北イタリアでは、ティツィアーノと比べられるほど、代表的なヴェネツィア派のひとりです。
なかなか見る機会がないので、嬉しくて足を運びました。

作品が飾られている部屋の真ん中に、置かれていたこちらの作品です。

「聖母マリアの被昇天」(絵葉書)

とても大きな作品で、この絵が放つ圧倒的な存在感は、じわじわと胸に迫るものがありました。
ふと気づくと、涙がぽろり…。

私は、専門家ではないですが、そういう私でも、涙が出るほど感動する、
無性に胸が熱くなる、そういう作品、場面に出会う事があります。

言葉はいらないのですよね。
そういう瞬間に出会いたくて、旅をしたり、様々なところに足を運ぶのかもしれません。

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ナポリでも、心が震えて、涙を流しています。


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