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古物商を取得しました

愛知県のアルミリサイクルカンパニー
株式会社豊アルミ工業 代表の桐山です。

この度、弊社では古物商『機械工具商』の許可を受けました。
許可を受けるまでの経緯や感じたことをお伝えしたいと思います。


取得の背景

都道府県によって違うのですが、金属スクラップのような有価物を扱うにあたり、古物商の許可が必要なところがあります。
弊社が本拠地を置く愛知県では従来より古物商や他の許可・資格などは不要です。
しかし、とある国の制度が変わったことで古物商を取ることにしました。

インボイス制度

きっかけはインボイス制度です。
有価物を買い取るとき、本体価格に消費税を付けた金額をお支払いしています。
相手が法人であれば問題はないのですが、個人の方にお支払いする場合、消費税分が控除されず、弊社の持ち出しとなってしまいます。また経理処理の負担も増えてしまいます。
税理士さんに相談したところ、弊社のような業種の場合は古物商の許可があれば、従来通りで良いということを教えて頂きました。
インボイス導入前に、こうした議論があったのでしょう。

当社のメリットは?

もともと仕入先の大半が法人ですので、個人客の消費税分程度は弊社の持ち出しとなっても、正直大したことはありません。
ただ古物商があることで、相手が誰であっても従来通りのやり方で業務を進められます。ストレスフリーというのがひとつのメリットです。
また古物商の許可を受けるにあたり、会社や取締役に問題がないことを確認いただけるので、安心して弊社と取引して頂けることになります。これが2つ目のメリットです。
そして3つ目のメリットとして、機械工具商の名の通り、中古の機械工具を扱えるようになります。営業品目を増やすことができます。

まとめ

インボイス制度については、賛否あると思いますが、インボイスをきっかけに古物商を取ることで、プラスを創り出すことができました!
今後ともリサイクル業に磨きをかけて参ります!

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