ワールドカップアジア予選終了
金曜日にオーストラリアに大敗を喫しつつも、日曜日の台湾には大勝。
2勝4敗で予選を終え、開催国枠で本戦に出場します。
ワールドカップ予選を通じて、国内組だけでアジアを戦う厳しさを観戦しながら感じました。
中国とオーストラリアを簡単には倒せません。もちろん、イラン、フィリピンも、韓国も強いし、台湾だって黄金時代があって、その時は日本は勝てなかった。
今日、日本テレビの盛り上げ方と、Twitterのタイムライン見てて、「ん?」と思ったので書きます。
日本は八村、渡邊フィーバーとBリーグとでバスケ熱が高まりつつある。
でも、色んな人が「批評」をしないと、一過性のブームで終わってしまうなと思った。
なんで、そんな事思うかというと、先日聴いた東京ポッド許可局の「快適論」で今の人は批評を求めないという話を聴いて、「バスケも、そうなるかも。」と思ったからです。
今の日本代表を例えると、サッカーのワールルドカップ予選で日本代表がアジアの格下に4−0とか5−1とかで勝てる国がありますよね?
日本のバスケは、その格下側の立場。
プロリーグも最近できたばかり。
バスケ発展途上国。
だから、今の時点で、ただただ愛でるだけだと、最後にはオタクだけが頑張って支えるシーンに日本バスケもなってしまうと思う。
今日の試合中にTwitterのタイムライン見てても、ゲームの話よりも、「推しの選手」が日本代表でコートに出ているだけで幸せそうなファンの方が多いなと。
「それも大事!」でも、日本のバスケは、まだそのフェーズに来てない!!
だって、中国とオーストラリアにボコられてるやん!
応援と批評が一緒にないと、絶対に、そのシーンは衰退します。
では、素人の批評を始めます。
今の男子日本代表に足りないのは、今のチームが、どうとかではなくて、
U16ぐらいからの育成が結実したチームではないから、行き当たりばったりバスケ。
ラマスも、ホーバスも魔法使いじゃないから。
簡単に勝てるチームにはならないですよ。
河村、富永、西田が活躍するのは当たり前。
だって、ほんの数年前にU16とかでアジア予選出てたメンバー。
彼らからすりゃアジアの戦いなんて割と最近やってた感じ。
さらに、U16、大学、プロ、代表と言った一つ一つのプロセスの間隔が短い彼らはアジャストが早い。
そこえ経験を積ませれば世界で戦える選手を育成し、良いチームを作れる。
だから、Bリーグファンには申し訳ない言い方になるけど、「現状のBリーグのオールスター」では勝てないです。
育成期間から継続的に代表に向けての指導を受け、日本のバスケを理解し、高いレベルのパフォーマンスができる選手がトップ代表に選ばれて、世界で戦えるチームが作れると思います。
それが、富永、河村、西田だと思います。
だから、それはBリーグの結果が振るわなくても、人気がなくても、選ばれるべき選手はいるともいます。
ただ、Bリーグのスターも代表のXファクターになると思います。
現に富樫は、そうだと思います。
多分、本戦も相当厳しいです。八村が合流するか補償はないです。
渡邊選手のコンディションが良くなくて、NBAのシーズンに向けてワールドカップは欠場、調整とかもありえる。
馬場選手も。
とにかく、日本のバスケが盛り上がること嬉しい。でも、世界との差に自覚しながらBリーグも高校バスケも見ないと、多分すぐ飽きられるし、今のファンが新しいファンを作ることもないと思う。ちゃんと、なんで弱いかも知らないと。
写真は、京都にあるイノダコーヒーのミックスサンドとスパゲッティ。
喫茶店のランチ最高。
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