脳みそじゃなくて肉体が疲れたのは久しぶりだ。程よい疲労感が仕事した感を伝えてくれています。久しぶりの高校での体育の授業は朝7時から始まり途中お昼休憩を挟んで夕方17時過ぎまでずっと外にいたので必然的に疲れました。以前の授業を自己評価してでた課題を今日の授業で改善して挑みました。具体的には二つのスポーツを同時にすること。女子と男子で前後半を決めてやってみました。

ポジティブな収穫としては生徒が自ら練習メニューを決めて挑戦してみたり、ゲームがしたいと提案してきたり、生徒同士でアドバイスや、教え合いを行っている姿を見る事ができました。生徒を信頼することが生徒の新しい可能性を広げることを実体験で学ぶ事ができたのは大きな収穫です。

ネガティブな収穫、改善点としては生徒の体育中の自由な時間の増加と比例して、運動に飽きて休憩する生徒が増えたことです。ある程度の不自由（先生が提示したメニューを行う）が一気になくなったことで全て自分達で考えなくてなならず、運動のパターン化により飽きる生徒が増えてきたと予想しました。改善点は運動時間の見直しと、練習メニューの改善です。先生が提示する内容が充実していた場合、生徒も進んで運動に取り組めると思うのでその環境作りに力を入れていきたいと思います。

いつも通りの授業でも新しい取り組みを意図的に取り入れることで初めて見る生徒の姿や、新しい可能性の発見。自分の指導を考え直すきっかけを得る事ができました。時間がかかりますがコツコツ積み重ねて少し前進した気がします。ここで一気に加速したり、やりたいことを詰め込みすぎるのではなく、現状に満足することなくゆっくりと改善していきます。少しうまくいっている時こそしっかし足元見て勘違いすることなく取り組んでいきます。