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SNS大好き

スマートフォンの普及と共に世界中を繋ぐツールとして皆が使うSNSが僕は大好きです。たくさんの種類があり、用途によって使い分ける事ができえばとても便利なものです。出会いの場も作れるし、情報のインプット、アウトプットの場としては手軽に誰でも参加できるプラットフォームです。

マダガスカルに住んでいても日本の友達ともシンガポールだってアメリカだってフランスだって携帯と電波さえあれば瞬時につながる事ができています。実際に電話したり、メッセージしたりと毎日交流しています。

現実では何万キロも離れている土地の人と交流できるって考えてみれば不思議な事だし、素晴らしい事だとも思います。しかし、そのことによって実世界でのつながりの必要性や、重要度も変わってきたのではないでしょうか?

世界中の人と繋がるのも今や指先だけでできる環境で従来よりコストも最小限で労力も最小限でできます。目的によっては海外に行く理由も、実際に人と会う理由も無くなってきました。


マダガスカルに住む僕が言うのもおかしなことですが、マダガスカルに住んでいても、実際に家の中に入ればそこは自分のテリトリーがあり、マダガスカルに住んでいる実感さえなくなります。僕は極度のめんどくさがりなので省けるものは、積極的に省いてショートカットしたいと考える人間です。ネイティブ言語圏外で生活していると、うまくコミュニケーション出来ないので、どうしても実世界の人間関係が薄くなってきていることを最近感じ始めました。しかしSNSがあることでカバーできている気になっていました。
(ここでの実世界はネット環境内以外を指します。)

やっぱり生身の人間の視線や言葉使い身振り手振りを感じることのできるコミュニケーションとパソコンやスマホの画面越しのコニュニケーションでは生まれる感情が違ってきたり、コミュニケーションでの学びの深さが違うことを実感しています。実世界で生きていくならきっても切り離せない他者との人間関係。ネット内のコミュニティーを卑下しているわけではありません。自分の生きやすい社会、環境を選択できる権利はみんな持っています。

実世界で人と繋がれること。
繋がるまでの過程を楽しいと感じること。
そんな理由を自分なりに探してみます。もう少し意図的に普段会話しない村の人や普段話さないトピックについてもコニュニケーションしてみようと思います。実世界の実体験で学びを深めてみようと思います。


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