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【自分とは何か】悩みとは

「何か」に悩んでいるあなたへ

数年前になるが、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)の考えを題材とした本「嫌われる勇気」が流行ったころ、ダイヤモンドオンラインでその著者が書いた記事に、こんな記述がありました。
 「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

アドラー自身がそういった発言をしたわけではなく、アドラーの書籍を
通して語られていること、アドラー心理学の根底がそれだという主張ですが
私もそれには同意しています。
つまり、「問題」ってやつは、結局「他人との関係」に尽きるそうで、
確かに、それはわかりやすい説明ですね。
恋人関係、親子関係のような人間関係だけでなく、学校の出来事、仕事、
遊びの計画・・・とにかく「悩み=問題」は、すべて対人関係に帰着する。それは極論すぎやしないか?と思うかもしれません。
が、これからここで述べることは、もっと「極論」であり、かつ、私自身、それが「世界の真実」なのだろうと思っています。

私は、この記事を見て下さった人に対して、以下のような効果を期待して、記事を書いていきます。
 「自分の悩みなど、実は全く大したことが無かった」
 「生きている幸せを実感できる」
 「ストレスに対処できるようになった」
 「世界の見方が変わった」
しかし、ことはそんなに単純ではありません。
残念ながら、この記事はあなたに優しい言葉をかけたり、新しい発見を
「教える」ものではありません。

結論から言えば、私の記事が共通して語るのは
 「今あなたが悩んでいるのは幻想にすぎない」
からであり、
 「この世界に対してのあなたの勉強不足」
を補うことを目的としています。
その点では、私もみなさんと等しく幻想に悩み、勉強不足であることを
いつも感じています。

私自身、「今が全く悩みのない人生か」と言われれば、違います。

もしかすると、あなたのコメントが私の悩みを解決することも
あるかもしれません。(むしろその方が多い)

ここでは、私が思いつきでダラダラ書くだけなので、あなたにとって
何の助けにもならないかもしれませんし、どこかの記事が、
あなたの人生を変えるかもしれません。

とりあえず、今日から私は、自分の考えをここに残していくことにします。

「測る」とは何か

その準備として、私がこの世界をどう見ているか、からお話していきます。
あなたは、自身がこの世界を
「どう認識しているか」を考えたことがありますか?

哲学的なこととか、心理学的なこと、またはいわゆる物理学とか、
そういう「分野」は何でも良いのですが、質問は単純なことです。

別の言葉で言い換えましょう。

あなたは、この世界を「どう測っていると思いますか?」

世の中では、「測る=測定」というと、温度、圧力、重さ、長さ・・・
いろいろあるように感じますが、私の主張は、こうです。

 「私たちは、すべてを【距離=長さ=位置】でしかみていない」

どういうことかと言いますと、例えば、「圧力」を考えてみましょう。
圧力とは、面積当たりに働く力の大きさのことですが、
面積は長さ×長さですよね。
力は例えば1N(ニュートン)1kgの質量を持つ物体に1m/s2の加速度を
生じさせる力で定義されていますが、1kgという「重さ」を測るには、
結局はバネの長さを、1sという時間も、ちょっとややこしいですが
「あるものが動いた距離」で定義されています。

そもそも、「時間」は私たちの「認識」として、あまり五感に
訴えかけるものでもないので、いずれまた取り上げますが、
この辺にして、他の「測る」について、いろいろ考えてみてください。

私たちは、この世界を「距離」でしかみてない、というのが私の主張です。
これに対しての反論、意見、疑問があれば聞いてみたいです。

今後、「哲学」「宗教」「脳科学」「政治」「コンピュータ」「AI」
「心理学」「宇宙」「人間関係」「成長」「技術」といったことをテーマに
記事を書きますが、「すべての前提」は、
 私たちはこの世界を「位置」でしかみていない
ということです。

私のこの気づきに関連した書籍もすでにかなり多く出ていますが、それらも随時紹介していきます。

もし、あなたも

 それってこの本の主張と同じですか?

などの気づきがあれば教えて下さい。
疑問には時間の許す限りお答え(または一緒に悩む)していきます。

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