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バライエティー豊かなイスラエル料理

イスラエルは1948年に独立宣言する前後から世界中のユダヤ人を受入れ続けています。それと同時にそれぞれの国の独自の料理も持ってきました。そのため、イスラエルではヨーロッパや中東、アフリカ料理など幅広い料理を見つける事ができます。例えば、イラク料理、アシュケナージ(ドイツ語圏や東欧諸国に住んでいたユダヤ人)の料理、イエメン料理、モロッコ料理などもあります。スパイシーなものや、油のこってりしたもの、甘いものなど独特の味があります。

今回は私が選んだ、イスラエルで最も人気のあるイラク料理とイエメン料理、それにモロッコ料理を紹介します。

イラク料理 

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イラクに家系を持つ子供として、私の母はたくさんのイラク料理を作ります。例えば、「テビート (Tebit)」、「クバ (Kuba)」、「キチュリ(Kichri)」、そして「サビーフ (Sabich)」 などです。サビーフはファラフェルと同等に、イスラエルではとても身近な食べ物です。サビーフは、茶色になるまで一晩中煮込んだゆで卵と、フムスかタヒーニ、揚げナスそしてサラダをはさんだピタパンです。時々、「アンバ」または「コンディメント(調味料)」と呼ばれる、グリーンマンゴーピクルス、酢、塩、ターメリック、チリ、フェヌグリークで作られるものを追加することができます。スパイシーな味が好きなら、間違いなくアンバを加えるべきです。

イエメン料理 

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イエメン料理は主に小麦粉生地できています。一番有名なのは「ジャフヌン (Jachnun)」と呼ばれる、生地を薄く伸ばしてバターを塗り、燻製容器または鍋で熟成させたペイストリーです。ジャフヌンには主にトマトサルサとゆで卵が添えられています。 間違いなく私のお気に入りの料理の1つなのでおすすめです。是非食べてみて下さい。

モロッコ料理 

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モロッコ料理は、パプリカ、生姜、クミン、シナモン、コリアンダー、サフランなどのさまざまなスパイスを使用しているため、最もこってりとした料理の1つです。 モロッコのメインディッシュはクスクス(セモリナ小麦)で、牛肉と一緒に出されることがよくあります。

モロッコ料理にはさまざまなスイーツもあり、ミムナ(過越の祭りの終わりに祝われるモロッコのお祝い)や結婚式前の式典であるヘナ儀式でよく出されます。最もよく知られているスイーツは、リング状のスポンジ生地を油で揚げた「スフィンジ(Sfenj)」です。スフィンジを蜂蜜、チョコレートにディップするか、または他の甘いものなら何でもディップして食べます。

この三つのユニークで特別な料理はイスラエルで見つける事のできるとても人気の料理です。この素晴らしく美味しい料理を一度は食べてみて下さい。絶対に後悔はしませんよ!

この記事を見てみなさんの食欲が湧いたらうれしいです 😉

オルリ

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