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【イベントレポート 】日本&イスラエル学生 国際交流会 No.3

7月9日(金)にイスラエルの学生とオンライン交流会を行いました。
テーマは「コロナが終わったら行きたい日本・イスラエルの観光地」
未だに世界的なコロナの収束は見えていませんが、いつかは終わるはず。今からお互いの国に旅行するつもりで、教えあおうじゃないかという企画でした。

イスラエルの参加者は第1、2回と同じく、テルアビブ大学の東アジア学科の学生。それに、国際交流やイスラエルに興味のある日本の学生数人が集まってくれました。
日本学生の出身地は新潟、千葉、大阪、福岡とバラバラ。しかも、みなさん面白い経歴で、東大を目指して勉強中の人、京都の大学から交換学生で東京の大学に通う人、台湾の大学に通う人、海外留学を経て日本の高校を卒業し今は受験を控えている人など、とても多彩で好奇心溢れる日本の若い人たちに会う事が出来ました。普段は出会えない人に会うことができる、オンラインの面白さを感じる事が出来ました。

今回、イベントの流れは大きく以下3つに分けました。
1.自己紹介
2.イスラエル観光
3.日本観光

1.自己紹介

自己紹介では、3、4人のグループに分かれて「自己紹介+旅行中に恥ずかしかった思い出」を話してもらいました。
飛行機内での失敗談、お酒の失敗談、ヌードビーチに行った話、道に迷って人の家に迷い込んだ話など、どれも面白く盛り上がっていました。

2.イスラエル観光

イスラエル観光については、最初に3分ほどの観光プロモーションビデオを視聴。イスラエル国内の雰囲気や人、食べ物、風景などを視覚的に紹介。
そのあとまたグループに分かれて、日本人からイスラエル人に質問していく形をとりました。

日本側の参加者は事前に質問を準備していたのかなと思うほど、たくさんの質問をしていました。
・食べ物は何が美味しいか
・雪は降るのか、スキーはできるのか
・日本のショップはあるか
・おすすめの観光地
・ホテルは高いか、どこに泊まるべき、など。

グループトークが終わった後に、メインルームで日本人側に、何を話したか質問しました。(英語で話をまとめる練習としてこれは毎回必ずします。)一部の話を抜粋すると、
・ イスラエルは18歳から男女共に兵役があり、それが終わるとみんな海外に旅行に行くと聞いた。日本とまったく違うところだなと感じた。
・ イスラエルでは金土週末。週末は交通機関が止まるので、車がないと週末は移動が難しいらしい。

など、日本とはまったく違う部分を全員で学び共有できました。

3.日本観光

日本の観光については、同じく短い動画をみんなで鑑賞。その後違うグループで自由にトーク。
いつも通り、イスラエル人学生も日本人学生にたくさん質問をしてくれました。
・観光におすすめの季節は?
・宿泊代は高い?
・大阪でおすすめのレストランは?
・ハラルフードのお店はたくさんある?
・ハラルやコーシャ、ベジタリアン、ビーガンのお店が検索できるアプリ
・自然を見るなら日本のどこがおすすめ?
・方言が強い場所はある?

その後、メインルームでイスラエルの学生に何を話したか聞くと、
・スキーがしたいなら、北海道などにいかなくても新潟でもスキーができるから移動の短縮ができるらしい
・おすすめは居酒屋、カラオケに行くこと、またコロッケについて話した
・日本の小説がヘブライ語で翻訳されており、その小説を読んで北海道に行きたくなった話→旅猫レポート/有川浩 など共有してくれました。

感想

イスラエルは四国ほどの大きさなので、イスラエル人が国全体を網羅しやすいです。しかし日本は広く、さらにまだ国内観光の経験が少ない学生には、説明が難しい部分が多かったかなと感じました。
また、ハラルやコーシャなど、宗教的に制限がある人たちに対してのサービスが日本にどれくらいあるのかなど、普段意識しないことを聞かれると答えにくい。しかし、こうして海外の人からの質問によって、自国について学ぶことも国際交流の醍醐味だと思います。

アンケートには、ポジティブなコメントが多かったので、参加者はみんな楽しんでくれたようです。課題としては、「小規模だったので話しやすかった↔もっと大人数で話したい」「自由に話せてよかった↔細かいテーマを決めてそれに沿って話したらどうか」など、中々全員の希望がかなえられるイベントを考えるのは難しいところですが、意見を参考にどんどん試行錯誤していきます。

次回はいつも現地からブログを書いてくれている、オルリーが企画兼、ホストを務めます。
時期は未定ですが、テルアビブ大学の3年生はもうすぐ卒業で、8月は夏休みに入ります。9月には新年の長いお休み。それが終わって10月末に大学は新学期を迎えるため、8,9,10月は他の学生にも声をかけたいと思います。

日程が決まり次第またご報告したいと思います!

池田


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