見出し画像

WSET体験記 in メルボルン!①

4月末にメルボルンに来て3か月、8月1日からようやくWSET Level3の授業が始まりました🍷オース式授業の洗礼を受け早速凹み中・・・でも初日から改善点が分かったのと、試験に向けてエンジンがかかる良いきっかけとなりました。

日本のワインスクールと環境が違うのでそちらを紹介していきます🌟ちなみに日本では2020年にワインエキスパート対策、2021年にWSET Level2(日本語)対策でアカデミー・デュ・ヴァンに通っておりました。

<概要>
主催:Prince Wine Store
講座:WSET Level3
講師:Meg Brodtmann, MW、他
期間:8月1日~9月26日(全10回)
試験日:10月10日→10月3日へ変更(サラリと変更されてた笑)

<主催について>
「ん、Store?お店😐?」そうなんです、ここがオースの面白いところ。ワインスクールももちろんあるのですが、WSET認定のワインショップが授業を主催することが多いのです。

私がPrince Wine Storeを選んだのはメルボルンで一番有名であることと、ヴィクトリア州で唯一、次のステップのDiplomaを教えていることにあります。(生徒ならワインショップのワインが15%オフになると知ったのはあとのこと笑)

ちなみにオセアニアでDiplomaを受けれるのは他にシドニー、アデレード、ニュージーランド・オークランドにそれぞれ1拠点づつしかありません。日本ではキャプランが唯一の認定校のようです。

教科書を事前にワインショップに取りに行った際、「開催場所はここの2階で、Barolo Roomだよ」と説明されました。Barbaresco RoomとかChianti Roomもあるのかなと妄想を膨らませていました笑

否!隣のワインバーの2階!しかも行ったことあるワインバー!しかもしかも部屋は1つだけ🤣Barolo Roomのキャパは24人、発言するのにも緊張しないサイズ感で個人的には一安心やら、期待を裏切られた感じやら・・・

1階のワインバー(左後方にBarolo Roomへと続く階段があります)

noteにはお家で飲んだワインをメインで紹介しておりますが、インスタでワインショップやワインバーも紹介しております。良かったらフォローしてください↓↓↓

<講師について>
前述の通りワインスクールではないので、Prince Wine Storeと契約している?講師でカリキュラムが構成されており、選ぶことができません。びっくりしたのは初日からマスターオブワイン(MW)の方から授業を受けたことです。なんならLevel2もたまに教えられてるそうです!

マスター・オブ・ワインとは?
ワイン業界において最も名声の高いとされる資格。日本人として、ワイン業界の最難関マスター・オブ・ワインに合格した人は世界中に2人のみで、日本在住の日本人マスター・オブ・ワインは大橋健一氏のみ。(もう1人は英国在住の田中麻衣氏)

キリンホールディングスと株式会社山仁から抜粋

<期間について>
毎週月曜日18時~20時を9回
月1回9時~16時を2回 で合計30時間の授業となります。
もう約2か月後には試験なんです💦

日本は全15回の授業と聞いているので、1か月ちょっとオースのほうが期間が短いです。仕事しながらの勉強となるとワイン業界でない方にはかなり厳しいスケジュールかと思います。私は現在週2回、飲食店でバイトをしているだけなのでなんとか詰め込んで戦います!!!

<試験について>
こちらに関してはおそらく日本と一緒です。結果が出るのも約3か月とのことでした。合否通知はまずメールで、受かっていればそれぞれの認定校に証書とバッジを取りに行く手はずです。

<授業を受けてみて>
生徒の8割がワインショップやワインバーに勤めているワイン業界の方々でした。やはりローカルだけあってオースのワインや地域にも慣れており、この雰囲気に着いていくにはWSETの勉強に並行して、オース地域も詳しくならないといけなさそうです。

また海外あるあるなのが授業の様子です。生徒がバンバン質問、先生の問いかけにも回答します。私も正解したり間違えたりしながらも頑張って参戦しました笑

そしてアルファベット順で2番目のありたす(First nameはAlisa)・・・テイスティングコメントの発表(外観~評価まで全て)で初日から当たります😭1番目じゃなかったのが不幸中の幸い。

自信がなくて声小さくなるし、答え方間違えるし、先生にビシバシ指摘されてしまい・・・瞬時にガチ凹む。前の生徒からは憐みの目(考えすぎw)。翌日に復習&マインドセットをして今は無事元気になっておりますのでご心配なく!

あ、あとテイスティング模範解答は口頭のみで、資料はもらえないという悲劇。先生の回答がめちゃくちゃ早くてついていけない。ここは日本のワインスクールや先生方の有難みを思い出しておりました・・・😿

テイスティングは白2種、赤2種の4杯だったのでクラスのサイズを考えても、5回目の授業にはまた当たる!それまで自宅でのテイスティング(エアー含む)を徹底し、先に日本で受験した友人に教えてもらった勉強方法で頑張っていきます!(英語もブラッシュアップせねば)

またどこかのタイミングでWSET授業の様子をご報告します。

2022年8月3日 ありたす

タスマニアワイン輸入の準備資金、及びワインの勉強に充てさせていただきます。