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点は線になって意味を知る

最近色々と思うことはあったんだけど、なんだか纏まりもなくあーでもない、こーでもないと思い巡らせる日々だった。
そんな時にふと自分の中に落ちてきた言葉がタイトルにある「点は線になって意味を知る」ということ。「Connecting the Dots」という一度は聞いたことがある有名な言葉(by スティーブ・ジョブス)がある。ひとつひとつの点は一見、ばらばらの物事のように見えるけど、思いがけず繋がることで新たな道になることもある。色々な捉え方があるかもしれないけど、こんなニュアンスだった気がする。

30代もすっかり板について、この間30代になったばかりだと思っていたのに転がるように日々は過ぎていった。仕事も私生活も学生時代の自分が思い描いていた「素敵な大人」とはかけ離れた生活を送る自分に嫌気がさしている。会社帰りに東京の街の雑踏の中を歩きながら、私はいつまでここにいるのだろうか、このままでいいのだろうか、今までの選択は正しかったのだろうかなどグルグルと考えて大きな波に飲み込まれそうになった。

でも、そんなことを考えていた時、愛犬とお別れをした日の事を思い出した。あの日私が「最後の瞬間」に間に合ったのは、定時で帰ることが出来る今の仕事をしていたから、今の職場でなかったら、残業をしないといけない仕事だったら、大切な存在に別れを告げることも見送ることもできず今も後悔をしながら生きていただろう。
過去の自分が選んだ選択が、今になってこの瞬間に立ち会うためだったのかもしれないとか意味を持ったことを感じた。そして、今は過去の延長線上にしか存在しないんだなということも実感した。

正直、未来の事は分からない。今自分が選んでやっていることがこれから先何に繋がっているのか分からないし、この一件だけで過去の自分の選択が全て正解だったと思えるわけではないけれど、きっと「何か」と繋がった時またその意味を知ることになるんだろう。

今年は何か一つの時代が終わったような感覚があって、それは自分というより周りの状況が変化していることで感じていること。そんな変化の渦の中でぴたりと止まっている自分がいて、置いてけぼりになっている感覚で押し潰されそうになるけど、上手く受け流さないといけないんだろうなぁとか思ったり。

結局まとまりのない文章になってしまったけど、今日はこんなかんじ。

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