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記事が消えた。しくしく。宰相殿下のあとがき通りチラリズムで、新作公開。新しいPCのセットアップが終わり暇なので新作を書いてみました。訳ありはもうあとはいちゃいちゃとするだけなので、一気に婚礼に行くか事件を起こすかというところですのでかけてない。おかげでストレスが。

以下、画像とプロローグ。有料にしたいところですが、そんな金とるほどでもない字数。無料です。もちろん。


星の誓い

星の誓い~星姫と魔術師の永遠絆~プロローグ
彼は彼女との出会いを鮮明に覚えていた。
魔法の使い手が集まる塔の中で星姫と言われるイリスが魔法を失敗し派手に爆発させたのだ。それだけならいい。イリスの頭は真っ黒になり爆発した頭となっていた。その頭に他の魔術師たちは笑いを禁じ得ない。からかいながら、大いに笑っていた。そしてレヴィオスも例にもれず、つい笑ってしまった。
すると、突如激しい雷雨が降りてきた。他の魔術師たちは驚くがイリスは驚くよりうれしげに笑うという。
「雨男さんね!」
「そうだな。雨男だな。笑うと雷雨とは……」
 そう言いながらもけらけら笑う。レヴィオスが笑っている間、雷雨は降り続け、笑いがようやく収まると雷雨も去って行った。以来、レヴィオスは「雨男」という名前がついた。星姫は王家の者。その王家の者を笑いものにしたわけだから罪人だが、イリスはそんなそぶりも見せず、一緒に笑った。レヴィオスの中で星姫は特別なものになっていた。
 数日後、イリスはその名の通りの星姫の約束を守りに、「天の星の在るところ」、という特別な場所に向かう。そこには先日の「雨男」が静かに、魔法の本を読んでいた。星姫は魔法の塔にいる魔術師と一緒にこの役目を果たす。たまたまレヴィオスがその役割だったが、イリスもレヴィオスも何かを感じた。レヴィオスはイリスの前にひざまずき、王家への忠誠を示す。
「立って。私はそんなに偉い人間じゃないわ。私はあの爆発頭のイリス。あなたは?」
「レヴィオス。レヴィ……」
「ああ。言い直さなくて大丈夫。レヴィオス。雨男さん。よろしくね」
 イリスは手を差し出す。立ち上がるとレヴィオスは微笑みを浮かべてその手を握手した。
「さぁ。役目をこなしましょう」
 すっと天を見上げたイリスは先ほどの柔らかい顔ではなかった。真剣な真摯なその顔つきにレヴィオスも真剣になる。そして、二人は星姫の約束を終わらせた。
「またね。雨男さん!」
イリスはお転婆少女に戻って走りながら去って行く。レヴィオスはその後ろ姿に手を振りながら我ながらあまり人に関心を持たない自分がイリスには心を開いていることに気づいた。あの爆発頭を思い出すとそうそうむげにできないのだ。あれほど熱心に魔法を学びその失敗を笑い飛ばすユーモアのある星姫。今までにない王家の人間に親しみを持っていた。レヴィオスも魔法の塔に静かに余韻を感じながら戻っていった。

 こうして運命の交差は始まったのだった。星姫と雨男魔道士。どんな冒険と恋を繰り広げるのか。それはまだ、星すら知らなかった。

羽柴綾里著

まだ、改良の余地がありますね。ふと見たところで気づいた。でも訳あり、まじで何か一話は事件を起こさないと。スティーナの妹の話があるし。双子にしようかと思えば時期はあっていた。名前も考えないと。ひえー。疲れる。腰は痛めるし。廃家電の段ボールを玄関に出したときに腰がぐきっと。安静を言い渡されました。明日出勤できるでしょうか。謎、なのです。今日はネイルに行ったのですが二週間前に行ったところで、早いといわれ自分でも思ってました。次は四月の半ば、アートにチャレンジ。金の亡者となる。稼ご。

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