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時計を買った話

33歳の誕生日
時計を買った

入社してからは妻からもらった時計を着けていた
別に不便を感じたこともないし、ドレスウォッチとしてシンプルでとてもかっこいい

ただ、アパレルで飯を食ってる以上、色々なものを使ってみて感性を磨く必要があると思ってしまった

今までは靴にこだわっていた
ローファー、ブーツ、ブローグ、プレーントゥ、たくさん買った
スニーカーは興味なかったが

上司が日替わりでロレックスを着けていた
多分3種類ぐらい
多分パワーリザーブが72時間だから3本なんだろうなあ

そんな高級品を購入できる財力はないけども、機械式時計が欲しいな、とは思っていた

足元を見られる、なんて言葉がある
元々は草履のすり減り具合から見て、ボロボロで絶対に休みたいとみた宿屋が料金をふっかけるのが語源なのだが
今では弱み(草履から推測される困窮具合)に付け込む意味になっている

とはいえ昔から持ち物で判断されていたのは本当で、今でも靴や時計、スーツでどんな人か判断されるのはあるだろう
30過ぎてある程度のものを身につけていないと相手にされない、信頼されない事もある

服飾業界で食っていく覚悟を決めたので、毎月全てのファッション誌を読んでいる
スーツの着こなしや、ジーンズの着こなし、それに加えて小物も大切だ

私の場合、職業がアパレルなので服は自社製品で、個性を出せるのは靴と時計だけなのだ

勉強すればするほど色々な知識が入ってくる
そうしたらやっぱり欲しくなってくる

機械式、クォーツ、ソーラー
動力だけでも3種類
スプリングドライブなんて買えないけど、もっとあることはある

ダイバーズ、クロノグラフ、シンプルな3針
文字盤も
もちろんまだまだある

レザー、ステンレス、最近はチタン
ブレスレットだって
ステンレスも3列、5列、ジュビリー
もちろんまだまだある

靴と同じで奥が深い

そしてそれぞれに歴史がある
冒険の為、潜水士の為、飛行機の為
各ブランドが必要に応じて開発してきた

そして、ファッションの一部でもあるので
どの服装にどれを合わせる、なんてのもある種コードになっている

フランス海軍のジャケットを着る時はクロノグラフが良さそうだ
サーファーな感じの時はダイバーズを着けたいし
スーツでキメる時はレザーストラップが気分だろう
アメカジの時はストラップをNATOに変えたりとかしてみたいね

そんなこんなで買う前から時計沼にハマる
買うつもりではなかったが、ファッション誌を読み続けてしまったが故に異様に詳しくなってしまったのだ

異様に詳しいが持っていない男の決断は

機械式ダイバーズ
できればベゼルはペプシカラー
これ

機械式のロマン
ダイバー仕様のタフさ
ドレスは持ってるからカジュアル用に欲しいな

なんて思いながら見に行った

買わないにしてもまず現物を眺めたい
なんなら試着させてもらいたい

腕に乗せてみないとわからないことも多い
セイコーにしようか、シチズンにしようか
オリエントのもありだなあ

なんてしてるうちに何故かシチズンのクロノグラフが目に止まった

すげえしっくりきたので買ってしまった
一目惚れからの即断即決

知識なんて役に立たないね

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