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こんにちは。愛知県豊橋市在住の編集・ライターの岩下加奈です。

note連続更新9日目。今日も5時ごろ起床し、愛犬(アメコカ5ヶ月)のお散歩から1日がスタート。犬との暮らしが3ヶ月を過ぎたが、この3ヶ月の濃厚さといったら!1年以上犬と暮らしているんじゃないかっていうくらい、犬との暮らしが充実している。

私がいつも朝ランをするコースは、自宅近くにある運動ができる公園をぐるりと1周。そして6時半にはラジオ体操が流れるので、公園で近所のお兄様・お姉様がたとラジオ体操をするのが日課となりつつある。

お年寄りの方はとっても元気で、健康で、アクティブ。私もこんなふうになりたいなと常に思っているのだが、好きな本の一つ「未来の年表」(河合雅司・著)にはこう書かれている。

・2024年全国民の3人に1人が65歳以上

・2033年3戸に1戸が空き家

・2040年自治体の半数が消滅

・2042年高齢者人口がピークを迎える。

現在30代後半の私は、約30年後には60代になっている。その中で、将来日本がどうなっていくのか、自分らしく生きるために今できることって?を少し考えたいと思う。(本日の朝ランから生まれたネタです)

未来の年表とは

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仕事で大変お世話になっている人が、進めてくれたこちらの本「未来の年表」。見た目、ちょっと難しそう?と思ったけど、そんなことを一切感じさせないくらい、これからの日本の姿を時系列に沿って綴っている。

日本は人口減少社会だ。は当たり前の話。しかし、その実態を正確に知る人、教えてくれる人が著者の河合雅司さんなのかもしれない。

本の後半からは10の処方箋として、「人口減少問題」への対策について記されていた。その中のひとつの提案に私は心奪われた。

セカンド市民制度を創設/第2の故郷をつくる

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現在、多くの自治体では「定住人口」に向けた取り組みを行っている。私が広報アドバイザーを務める愛知県豊橋市でも、定住人口の減少に歯止めをかけるべく、さまざまな取り組みをしている。

ただ、日本全国で人口が減少しているので、各自治体ごとに定住人口を増やそうというのは、今後の日本においては厳しい話なのかもしれない。

この本の中では「セカンド市民制度を創設し、第2の故郷をつくること」を提案している。

定住人口だけにこだわらず、地域の訪問者を増やして、ファンをつくる。「町のファンクラブ」をつくる。1度だけの訪れではなく、何度も何度足を運び、週末や長期連休などにはそこで暮らす。第2の故郷(住まい)をつくる。

こう書かれてあった。

帰省先を持たない人も増えてくる中で、この考えは良いな!と思った。ちなみに、私は第2の故郷は、香川県・高松市仏生山町だ。祖父・祖母が暮らしている町で、幼少期から大好きなこの町。いつかはこの町にも住みながら、市民制度を活用しながら、地元の人たちとつながったり(今は全くつながりがない・・・)、情報を交換しあったり、自治体を超えた取り組みをしたい!なんて妄想している。(夢のまた夢の話・・・?!そうなったらいいな。)

地元の自治体もこのセカンド市民制度をどんどん活用しながら、空き家問題や地域で衰退している祭り、企業、そして税の面など、気軽に行政サービスが受けることができたらなんて考えている。


「未来の年表」は、単なる日本の人口減少について記しているわけではなく、これからの取り組みのヒントも詳しく紹介されている。ぜひ一度読んで欲しい!この本は、妄想が止まらなくなる本だ!!!