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アホウドリに想いを馳せて

こんばんは!
カナダ、オンタリオ州の田舎町から4人の子育てにまつわる様々な話題をお届けしている 「おやつのおと」です。 
今晩は冷えてます〜夜中はマイナス36℃まで下がるとか。玄関のドアを開けると ドライアイスの様に白煙が上がります。寒いさむい!

私はカナダに移住後、コロナ渦を機会にオンラインでの英語レッスンをスタートしました。 日本にいた頃 EーCLUBという教室名で開講していた夫婦二人三脚のミニ教室を "ee-Club" (e-learning english Club) と改めまして再スタートしてもうすぐ2年!早いものです。 
e-learningとは インターネットを利用して学ぶ学習形態のことで、カナダでは高校、大学で広く取り入れられていましたが コロナの影響で幼、小、中学校にも一気に波がやってきました。
我が家の子どもたちはホームスクールで過ごした2020年のあと、2021年9月新学期から現地校へリターンしていたのですが 現地校に通っていてもe-learningに慣れざるを得ない状況になっています。

さて、このe-learningで再開した英語教室では 現在小学2年生から中学3年生までの生徒さんたちと毎週学んでいます。
基本的に週1回、様々なコンテンツでのレッスンは 私にとっても、楽しく学び多い価値ある時間を過ごさせて頂いています。

クラスのひとつに TAGAKI(by 松香洋子先生)という教材を使ったクラスがあります。
毎週色々なテーマで興味を惹いてくれる松香先生のTAGAKIテキストは私自身も毎回ワクワクしながらレッスンに入るのですが 先日のテーマがとっても興味深いものだったので 皆さんともシェアさせていただくことにしました。

テーマはズバリ ”アホウドリ”
生き物好きの長男に アホウドリって知ってる?と聞くと、
”あ〜、可哀想な生き物の本に出てきた。 アホウドリはアホみたいに捕まりやすいって書いてあった。” 
なるほど。 だからアホウドリか… 無知だった私はそう勝手に納得しながら TAGAKIのレッスンへ。

TAGAKI50のクラスでは テキストに書いてある情報をスタート地点として さらに詳しくテーマについて調べ、まとめる というハードルの高い学習内容になっています。 アホウドリ、英語では albatross と言います。どんなにアホ なんだろうとテキストを読みますが、アホな様子は全く出てきません。 そればかりか このalbatross, もの凄く感動的な鳥だということを知ってしまいました。

何年も地上に足をつけることなく飛び続けることができる!
眠りがら飛んでいられる!
水中にある食べめものを12マイル(約19.3km)離れた場所からでも嗅ぎ分けることができる!

どれも、すごい。 
他にも凄技がたくさんあるアホウドリなのですが 中でも私の心を捉えたのが次の一文。

Did you know that the albatross mates for life?
アホウドリのつがいは一生続くって知っていましたか?

https://www.pacificbeachcoalition.org/albatross-fun-facts/


私、知りませんでした。

今カナダでは性の捉え方が大きく変わっていこうとしています。
この先、結婚や一生のつがい なんて言葉ももしかしたら変わっていってしまうのかもしれません。
でも神様によって作られた(と信じている私)このアホウドリさん(様というべき?)のように、自然界、野生動物たちに学ぶべき事の中に こんなに大事なことも あったなんて。 
アホウドリと名付けた日本人、ここには大きな疑問が寄せられるべき?!
本当にアホなのは人間の方じゃないかと、大きな自然界から、浅はかな人間の愚かさ、小ささを感じさせられた学びでした。

https://vimeo.com/119828404?embedded=true&source=video_title&owner=37498061

このビデオクリップをまず子どもたちと見ました。
それから仕事から帰ってきたパパと一緒にまた見ました。

涙がつーっと頬の上を流れていきました。

アホウドリに想いを馳せながら
カナダ、オンタリオ州より
皆さんにも素敵な albatross のお話、届きますように。


今回の学習のために参考にさせて頂いたWEBサイト:



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