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田舎移住から3年。フルーツ投資はじめました

ありんこです。
とても久しぶりなnoteになってしまいましたが、みなさんお元気でしたか?

香川県の田舎に築100年をこえるボロボロ古民家を買い、リノベーションしながらの田舎暮らしを始めてちょうど3年がたちました。
(※ トップ画像は大あくびの、ときどき遊びに来るのらねこのスズキさん。自分の家のよう。)


古民家暮らしといっても、どっぷりと四国の田舎を満喫しているわけではなく…
仕事などの関係でよく関西圏にいたり、出身地である関東にもいたり。
2拠点生活、多拠点生活、というやつですね。

最近ではリモートでできる仕事の選択肢も増えたし、それにともなってか暮らし方のスタイルも多様化して、職種によるけれどいろいろな面での自由がきくようにもなってきたように思います。

とはいえ客観的にはけっこう自由に生きていそうに見えるわたしたち夫婦も、まだまだ時間や場所にしばられ、永遠に将来不安も消えないまますごしているんですけどね…。

まあ、穏やかな田舎に拠点をもちながら、適度に都会からの刺激も受けて、それぞれの良い部分やありがたみを常に感じながら生きられるのは、2拠点生活や多拠点生活の大きなメリットなのかなと。


前置きが長くなりましたが、せっかくの久しぶりなnoteなので、ようやく3年目にして形が見えてきた『半農半X』的な暮らしのようすを少し紹介したいと思います!

前にnoteをよく見てくださってた方は元気かな、なんて思いながら…
(noteを始めたのはなんと5年以上前!歳をとってくると、たしかに時間がたつのがはやい)


ほしかった、庭のある暮らし

田舎に移住してみよう、ということで買った古民家のお庭。
古民家自体もかなり大変な状態でしたが、外側も負けずけっこうな荒れ具合でした。
3年前の当初はほぼ森。ジャングル。
電線までとどきそうなほどの大きなマツの木や、よくわからない常緑樹がたくさん。

大きすぎる木を伐採し(伐採した木はさらにカットしてとりあえず納屋に突っ込み)、動かせないほど巨大だった岩をある程度の大きさになるまで砕き…
スコップもささらないほどカチンコチンの土を少しずつ耕し、ところどころに木の根は残ってはいるけれどなんとか、家庭菜園くらいはできるようになりました。

そして3年が経った現在、だんだんと土の質も良くなってきたので、おためしで野菜を育ててみたりフルーツの木を植えてみたり。
やっとやっと本格的に、「庭のある暮らし」を楽しめる余裕がでてきたのでした。
(そしてあの頃は20代だったのに、今はもう本格的に30代。)

手前にたくさん並んでいるのは、ブルーベリーの木。
じつはその他にも、なんと100種類(品種別)以上ものフルーツの木が植わっています!
(あれれ、ある意味森にもどった?)

動画ではその変化を順番に紹介しているので、よければご覧ください!
YouTube▶︎「瀬戸内移住とDIY - ALINCO channel


未来を楽しむための「フルーツ投資」

初夏の頃から実がなって、お庭の散歩がてら手軽につまんで楽しめるブルーベリー(おそらく20品種ほど)。
その他にもラズベリーやマルベリーの木。

モモ8品種、スモモ7品種ほど。
苗木を植えてから2年目に、とっても小さな実がなりました。
(ほとんど、鳥やハチのご飯となりました)

ぶどうも、品種によってはもう実がなっています。意外と甘くておいしい。

ほかにもイチジクやさくらんぼ、梨、プルーン、梅、ポポー…
キウイ、ベビーキウイ、ゆず、ミカン、レモン、洋梨など。


残念ながら枯れてしまった木もあるのですが、まだ植えてから1年や2年目ながらもすでに実のなったフルーツもいくつか。
肥料不足なのか、植木鉢での栽培だからか、まだ年数が経っていないからか…
なんだか小ぶりな実が多くかわいい。食べれる部分が少ない…

古民家を買った当初、もともと植わっていたのは大きなビワの木と、カキの木。
こちらは絶好調。野生化しています。


「こんなにたくさんフルーツ育てて、農家になるの?」
「なにを目指しているの?」
と、近所の人たちやYouTube動画のコメントなどでよく聞かれます。

正直なところ、農業で生計をたてたいとか、どこを目指しているのかとか、わたしたち自身も明確にはわかっていなかったりします。
虫はたくさん来るし、鳥たちの餌食にはなるし。せっかく苗木を買ってもたまに枯れるし…。

ただ、楽しむためというのがいちばん近いのかもしれません。
楽しむというのは、季節ごとにいろんなフルーツを摘んで食べられるというシンプルな意味もあるし、身近な人たちにプレゼントして喜んでもらえるからわたしたちも楽しいという意味もあるし。

そしてフルーツって、1年ごとに種まき〜収穫をくり返す野菜とは違い、種や苗木を植えてもちゃんと実がなって食べられるまでに、少なくとも3年〜5年くらいはかかるものが多いですよね。
桃栗三年柿八年だとか。
そういう意味で、数年後の未来をたのしむための投資に近いものなのかなとも思っています。

投資っていうと、お金を増やすためとか、自分を磨くためとか、そういうイメージが濃いですが。
さらにその先にある、投資の本当の目的は人生をポジティブな方向へもっていくこと、たのしく生きることだと思うのです。

そんなわけでの「フルーツ投資」。
数年後の未来をたのしむために、希望をもって生きるために、フルーツ栽培ってかなりおすすめだったりします。
べつに100品種もなくて良いと思いますが…衝動買いの結果、増えちゃいました。
好きなフルーツ摘みほうだいの未来が待っているって、ちょっとワクワクしませんか。

YouTube▶︎「瀬戸内移住とDIY - ALINCO channel

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