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【雑記#1】私は「幸福」のハードルが低いらしい

こんばんは。今日で研修期間が終わりました。同期とようやく仲良くなれたと思ったら、5/1からはみんな違う職場に配属されてバラバラになるのでちょっと寂しい。私は人と仲良くなるのに少し時間を要するタイプで、ついこの間までは誰とも喋っていなかったのだけれど、ここ数日のグループワークでぐっと距離が縮まったような気がしている。
中高大と10年間も女子校にいたから、同年代の男の子と話すのも10年ぶりで、最初は隣に男の子がいるという状況がまず不思議だったのに。

さて、今日は旅行記ではなく、雑記である。旅行の記録をしたくて投稿を始めけれど、それだけだとすぐにネタが尽きるので、雑記はシリーズ化して細々と続けていきたい(散歩日記とかも別シリーズとして始める予定)。
それと、これまで一日1回投稿だったのだけれど、5月からはシフト制での勤務なので、気まぐれで週1.2回程度の投稿になる予定。日曜はできるだけ毎週投稿できたらいいなあ。
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ということで本題。

知人や友人によく言われることがある。
たいてい「楽しいことをを見つけるのが上手いよね」「心が豊かな人だよね」とか。
自分では普通だろうと思っているのだけど、どうやら私は他の人がなんとも思わないことでもご機嫌になれるらしい。例えば、バスの1番前の席(少し高くなってるとこ!)に座れたときなんかはすごく嬉しくなる。だって景色が1番よく見えるとこじゃん!
でも、これをいうと、みんなスマホを見てたりして窓の外を気にしたことないとか、特になんとも思わないとか、そういう返答が来ることもしばしば。

あとは、朝早く起きて好きな銘柄の紅茶を飲見ながら本を読んだり、好きなYouTuberの動画を見てるときも幸せ。夜にソファに座ってスピーカーで音楽を聴いてるときも。
私は多分、特別なことじゃなくても、普通に日常を送る上でのちょっとした"おまけ"みたいなものが好きなんだな。
子供の頃、地元のたこ焼き屋さんに行くと必ずおまけでお菓子をもらえたのだけど、あの感覚がずっと続いている感じ。いま、夜寝る前のベッドの中でこれを書いていますが、この瞬間でさえも他の人より少しだけ幸せの度合いが高いのかもしれない。なんてったってまだ21時半だしね。わからないけどさ。

それでも不安になることはもちろんある。入社式の前日とか、ほとんどが新しいことを始める前。前に旅行記番外編に書いたイギリス研修の前も不安だった。

イギリスに行ったときは特に言語の不安が大きかった気がしている。
現地に着いて2日目の夜、寝泊まりしてた大学の寮を夜に抜け出して、近くの原っぱで星を眺めていたことがある。確か20時くらい。そこはスポーツで有名な大学で、周囲には広めのグラウンドがいくつもあったんだけど、どこも街灯が少なくて、真ん中あたりまでいくと真っ暗。

冬のヨーロッパって、晴れる日は少なくて、ほとんどが曇りか小雨。なので夜は寒いし湿度も高め。でも、ずっと暖房が効いた部屋にいたからむしろちょうど良くて、一緒に来てたクラスメイトも誰も周りにいなくて、「いま、こんなに星が綺麗に見えることを知っているのはこのクラスで私だけなんだ」ということに気づいたとき、言語や文化の違いについて不安に思ってたのが急にどうでも良くなった。
東京じゃずっと西の方に行かないと見られない(西の方でも見えるかどうか)ような天然プラネタリウムを見られただけで、ここに来た価値は十二分にあると感じたわけです。不安なことばっかり考えて、これを見逃すのは勿体ないよね。
言葉が通じない環境に置かれるのはストレスになるかもしれないけど、それよりも美しいものや楽しいことは案外近くにあるんじゃないかと思った瞬間だった。

私は毎日幸せに生きているけど、ストレス耐性が高いかと聞かれるとそうではないんだと思う。不安な時は人並みにある。今だって全く未経験の介護の世界に飛び込もうとしていて、私にできるかな?と考えることもよくある。そういう時は夜中にもすごく色々考えているけど、結果的には全部どうにかなっている。それで、「あれ?私意外とできるじゃん!」って自信をつける繰り返し(単純な人間なので…)。
元々できないことは深く考えず、できたことに目を向けて、課題をクリアした日にはハーゲンダッツなんか買っちゃって1人でパーティーするような人間だ。責任感はきあっても必要以上に構えない、鷹揚な人間になれたらいい。

わたしには友達も彼氏もいないけれど、自分を幸せにできる方法をいくつも知っているし、好きなものもたくさんある。たぶん何もわからない今はこれが1番大事で、見逃したらいけないものなのではないだろうか。


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