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chatGPTと未来の教育

chatGPTについてこの前学んできました。
それをもとに教育との関連についてちょっと考えてみた。


chatGPTは教育の敵か味方か

chatGPTについて今度教育の対話会で現役教員としてパネラーで参加することになったので、今までの自分の教育観やchatGPTに学んだこと、そしてこれからどうなるか持論をまとめてみた。

●chatGPTが教育に本格的に広がったらどうなるだろうか?

人々が気軽に使える初めてのAIとして話題のchatG PT。使ったことがある人がどんどん増えてきた印象。使ったことなくても知っている人が増えてきている。意外と使ってみた。chatGPTでやってみたというのもNOTEやTwitter、facebookでも増えてきたのではないか。

そして、コロナ禍くらいから教育現場で広がっているギガスクール構想。タブレットが一人一台普及して今の教育現場は少し前と比べて大きく変わってきている。授業の中で子どもがiPadを使いこなしている姿が最近では当たり前になってきている。

そこにchatGPTの登場。

どうなるのだろうか?

私自身では絶対に使った方が良い。と思っている。
なぜか、子どもたちは楽しさや効率の良さ、そしてクリエイティブさに非常に敏感です。そして、様々なクリエイティブなことをどんどん吸収してすぐに自分のものにできます。もちろんミスもします。問題も起こします。

けれど、そのクリエイティブさを一番伸ばすべきなのではないでしょうか?

決まった答えや決められたことを時間をかけて学ぶことよりも、その知識はAIに任せてクリエイティブなことを生み出す、表現する、その癖をつけるといったことの方が大切である。

だったら、学びの中にもどんどんchatGPTを活用してどうせ調べればわかることなどはどんどんchatGPTに任せればいいのではないか。

確実に出てくる問題もあります。
そのまま丸写しすることで子供の学力が下がるのでは?
確かにテストの点数は下がるかもしれません。
でも大切なのは子どものクリエイティブさなのでは。
そもそもそんなchatGPTで一瞬にして出てくるような問いを
一生懸命覚える必要があるのかと思ってしまいます。

●学校でチャットGPTについて何を教えなければいけない?


ただし、そのまま勝手に使わせていたらchatGPTの魅力が全く伝わらずに終わってしまいます。

何を教えるべきなのでしょうか?

よく言われているのはchatGPTへの質問の仕方と言われています。
・前提条件をしっかり入力する。
・詳しい状況を踏まえて聞く
など。

まさしくそうなのですが、一番大切なのは、やはり「問いの立て方」だと思う。

戦国時代を例にすると
・織田信長や豊臣秀吉がやったこと教えて

ではなく、

小学校6年生にも分かりやすいように、織田信長や豊臣秀吉はどのように天下統一を成し遂げたか教えて

と聞いた方が良いと思う。


●chatGPTに聞いてみると


織田信長:
1 同盟の構築:信長はまず、周囲の戦国大名との同盟を築きました。彼は優れた外交術を用いて、他の大名との同盟や連携を強化し、自身の勢力を拡大しました。
2 政治と経済の改革:信長は領地経営を改革し、農民や商人の生活を安定させる政策を実施しました。また、領土内での統治体制の確立や法整備にも力を入れました。これにより、信長は人々の支持を集め、勢力を伸ばしていきました。
3 軍事力の強化:信長は優れた戦略と戦術を持ち、自身の軍事力を強化しました。彼は鉄砲の使用を積極的に取り入れ、新たな戦術を編み出しました。また、要所要所に城を築き、戦略的な拠点を確保しました。
豊臣秀吉:
1 手柄の立て方:秀吉は元は信長の家臣であり、その武勇と才能を示して手柄を立てることで信長の信頼を得ました。彼は独自の戦術を駆使して数々の戦いで活躍し、その結果、自身の地位と名声を高めました。
2 外交と同盟の構築:秀吉は外交手腕にも優れており、異なる大名や国との同盟や和平を築きました。彼は交渉を通じて敵対関係を解消し、連携を図りながら勢力を拡大していきました。
3 城と道路の整備:秀吉は国内各地に城や要塞を築き、領土を守ると同時に統治を行いました。また、交通網の整備にも力を入れ、経済的な発展を促しました。

こんな感じでした。

●子どもが何も考えなくなるから使わせない方が良い?

6年生は約7時間くらいかけて織田信長や豊臣秀吉の成し遂げたことを学びます。
けれど、chatGPTに聞けば30秒ほどでこれらが出てきくる。。
もちろんこれをすぐに理解することは難しいので、ある程度この答えをもとに自分で調べたりする時間も必要。しかし、ずっとこの内容を聞いているだけの授業と、自分でchatGPTに聞いて自分で調べる授業とどちらが主体的?と問われれば後者ではないだろうか。

全部答えが出てきたら子どもが考えなくなる
気持ちはわかる。

でもそれも「問いの立て方」によって解決できるのでは?

例えば、
知識を押さえて後に、
「信長や秀吉のリーダー像を参考にして今後どのようなリーダーになりたいか?自分なりの考えを書いてみる」
「人をまとめるためにはどのようなことが必要なのであろう?自分なりの考え」

など自分なりの考えを聞く、考えると子供達からクリエイティブかつ当事者意識につながる考えになるのでは?

●教師の役割はなくなるのだろうか。


ではそんな時代に教師はどうあるべきなのだろう?

間違いなく言えることは知識を教えることだけが教師の仕事ではなくなったということ。
検索エンジンでももう優れた知識は出てくる。

教科書通りに学習を進めるだけでは、もう子どもたちはついてこないし、興味が湧かない。
そんな授業に時間をかける必要なはないので。

chatGPTが教えてくれるのは、学びを教師のてから学習者への手に返す必要があることではないか。ということ

教師の役割はもちろんある。
それは「ファシリテート」である。
問いを立てて、学習者を理想を聞き取り、コーチングしていく。
周りの学習者との意見を吸い上げ、その考えをまた新たなクリエイティブな考えに繋げていく。

これからの時代の教師はそうあるべきなのでは。

●そもそも未来の教育とはどうるべきなんだろう。


今未来の教育が問われている。chatGPTの出現でさらにその変化が加速した。

今の工業的な教育システムから、クリエティブな子どもを育てるシステムに変わらなければいけない。

ここまでこう書いてきたが、そもそもchatGPTも学びの選択肢の一つなのである。
学び方、学ぶ場所、学ぶ事、それらを学習者が自己決定できる時代へ
そんな未来の教育を目指したい。

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