なぜ神は私に「髭」を与えぬのだ
渋い、男臭い男性になりたい。
恥ずかしい話なのですが、僕はおそらく比較的中性的な顔をしています。伸長も平均くらいで、線も割と細い人間です。ちなみに名前も女の子みたいな名前なので、小さい頃はよくからかわれていましたし、可愛いねとか言われるとなんともいえないもやもやした気持ちになります。(名前自体はめちゃめちゃ気に入ってます。この名前をくれた両親に感謝しています。)
一番いやだったのは、小さい頃の誕生日にバースデイケーキを買いに行ったとき、チョコのプレートに名前を書いてもらうじゃないですか?その時に店員さんに「○○ちゃんですか?」って言われたとき、その場で泣きじゃくりました。
そんな感じで小さい頃は悶々としていました。そしていつしか、髭を生やして男臭い大人になるんだ!と思っていました。しかし、
ひげが全然生えない。
…おかしいな~。顎にもしっかりと髭が生えて、そのうちモミアゲとくっつくんだろうなあと思っていたんですけども…髭の生えたダンディな大人になってる予定なんですけれども…
実際に生えてくるのは弱々しい口の上に生えてくるヒゲのみ。しかも4日に1度手入れすれば事足りてしまうんですよね。同い年の友達に聞いても
毎日剃ってるよ。
とか
いや、逆にいいじゃん。ひげないほうが楽でいいよ!
って
いやいや、そうゆうことじゃない
僕はひげが欲しい、もっと言うと髭じゃなくてもいいから、男性的な印象を与える何かが欲しい!そして何度も言いますがダンディな大人になりたいの!!スーツ来てサングラス書けて、渋くコーヒー飲んでダンディな雰囲気を醸し出したいの!!(コーヒーも飲めない。苦くて。)
反町隆史みたいないい男になって白いシャツのボタンあけて、カレー食ってくぅぅぅ~~みたいなことしたいんです!!
何故、神は私に髭を与えなかったんだ!!髭を!!男らしさを!!
って熱弁すると
一人称の「僕」を「俺」にしてみれば?
って言われるんですけど、
…嫌です
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