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Ancient Ruin
過去に作ったBGMの投稿です。 2014年の某コンテストサイトで出した作品。架空ゲームのBGMを作ってみるというお題目でした(ここまで言うと、どこのサイトか分かる方もいるかもしれない)。ラピュタみたいに?太古の文明と自然の風景が入り混じったダンジョンで流す曲というイメージで作りましたが、イメージに合わなかったか説明不足か、1次であっけなく落選 (泣)。なんだか苦い思い出を思い出しましたが・・・タンスの中でホコリをかぶりつづけるよりかは投稿したほうが良いかと思い直し、投稿することにしました。 どれほどの値打ちがあるのか分かりませんが、皆さんどうぞご自由にお聴き下さい m(_ _)m *補足:ダンジョンの曲ということで、ループできるようにしています。
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アレンジ曲 〜運命の扉(ファイアーエムブレム 聖戦の系譜より)〜
ゲームをプレイしたことはないですがYoutubeでプレイ動画を視聴し、この曲を知ることになりました。作品のネタバレになるといけないのであまり多くはかけないですが、いよいよ合戦へ赴くという勇ましい前半部分と、悲運な行く末を暗示するような後半部分が同居していて、シナリオをよく表現できているなと染み入りました。興味が湧いた方は原作もぜひやってみて下さい(私はプレイしてませんが ^^;)。 *この曲は私の曲ではありません。任天堂のゲーム『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の一場面で使用されている曲のオマージュです。note上での視聴のみお願いします。視聴以外の無断使用やDLはしないで下さい。
寒空の帰り道
この曲にはとてもプライベートなエピソードがある。 一度仕事で千葉県に出向したことがある。それも齢30になって初めて沖縄から県外へ出たのである。出向したのは11月。例年より早く初雪が降った年でもあり、生まれて初めて雪を見た年にもなった。 田舎者の思い込みで、千葉にでも行けばどこも沖縄よりも都会でにぎわっているのだろうと思っていた。しかしそうでもなかった。会社が手配してくれたマンスリーは小さな1軒屋か畑が立ち並ぶ住宅街の中にあり、徒歩10分でようやくコンビニが1件しかないという場所だった。スーパーも飲み屋も遊び場もない場所だったためか、仕事帰りの社会人達も外で長居することはない。少し残業で定時帰りの時間帯から遅れると、ただ一人、閑散とした道を帰ることになった。 慣れない寒さに肩をひそめて、ただ淡々と、いつもの道を歩く。 その雰囲気にひと押しされたか、脳裏にピアノの旋律が浮かんだ。 仕事から帰ると急いで作りたくなったものの、手元にはイメージにあったピアノの音を出してくれる音源がない。沖縄へ帰るまでしぶしぶと制作は諦め寝かせておいた。 完成したのは3ヶ月後のこと。慌ただしい日々の中で旋律が記憶から消し飛ばされないかと心配したが、無事残っていてくれた。忘れようにも忘れられなかったのだろう。あの頃の記憶と肌に感じたその寒さは。
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