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両極端な医者について、考える。

子どもたちが相次いでインフルエンザB型に罹ってしまった。

語弊はあるけど薬さえ貰えればオッケーな次男と、持病がある長男で、それぞれ診てもらうクリニックが違う。

次男は自宅至近のいつでも空いてるクリニック。風邪をひいても軽めで、症状に適した薬がちゃんと出るからそこで充分。
このインフルエンザの流行期に於いても、空いている。

長男は毎日内服している薬との兼ね合いがあるので、車で20分のところにあるクリニック。ここ数ヶ月、患者で溢れかえっている。行く時間を誤ると受付から会計まで3時間強かかり、TDRのアトラクション並みの混雑ぶり。

あまりにも両極端なので、子どもたちが寝静まった真夜中、その差を考えてみた。

まず、空いてるクリニック。
先生の風貌は、とっつぁん坊やな感じで威圧感は全くない。むしろ親しみやすい感じの見た目。親子代々同じ土地でクリニックを運営し、とっつぁん坊やの代で建て替えた模様。見るからに、the ボンボン。

しかし、このとっつぁん坊や。
その風貌に騙されると痛い目に遭う。
何しろ、明らかに患者を小馬鹿にしている。(本人が見ていたら困るので詳細は差し控えるけど、今日も小馬鹿にされた。)
それでもそこに行くのは、いつでも空いていてサクッと薬がもらえるから。決して、とっつぁん坊やの腕がいいからとか、信頼しているとかではない。そこを履き違えているから、とっつぁん坊やのところはいつでも空いてる。
それでもとっつぁん坊やの自宅には高級外国車がズラリと3台並んでいるから、儲かっているようだ。だから、小馬鹿を改めない。

長男のかかりつけの先生は、とっつぁん坊やに反してギラギラの威圧感バリバリの外見だ。ONE PIECEに出てきそうな濃いキャラクターでせっかちで、声が大きい。
だけど、決して患者を小馬鹿にしたりしない。
私があらたまって質問する場合には、忙しくても必ず手を止めて、こちらを向いて答えてくれる。
うちの子がとてもしんどい時には
『先生が必ず治してやるからな!かあちゃんのいうことをちゃんと聞くんだぞ!』
と励ましてくれる。
威圧感は半端なくあるけど、温かみがある。
それが伝わっているから、何がしかの流行期には患者で溢れかえる。

そろそろ、とっつぁん坊やの小馬鹿にもうんざりしてきたので、次男のかかりつけを自宅近くの他のクリニックに変えようかな。

#日記 #医者 #クリニック #子育て


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