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朝4時半、ひとりお茶をのむ

今日の朝4時半。

猫にごはんをやり、
顔を洗って歯を磨き、

そのあと自分だけのためにお茶をいれました。

外はもうだいぶ明るい。

そして、日課の瞑想を15分して
静かにひとりでヨガを練習。

1時間たっぷり。

こんな贅沢していいのかしら。

子どもが生まれる前、友だちにこう聞いたのを覚えています。子どもが生まれたらのんびりする時間なくなるっていうのはほんとうなの?

「まじで本当。」

そう友だちは言っていました。

生まれてみたら、彼女のことばが冗談でなかったことがよくわかりました。「ひとりで」「静かな」時間ってほんとうに持てない。子どものお昼寝中でも、いつでもスタンバイしている状態だから、心からやすまる時間はほとんどない。子どもが1歳半になったいま、ようやくそんな時間もおとずれましたが、産後1年くらいまではほんとうに、なかった、というより、必要だという認識すらありませんでした。

子どもが小さいころは、寝ているときはとにかく一緒に寝て体力をつける、ということを心がけていましたが、最近は、わたしが気をつけていればいくらでも時間をつくれことがわかってきて、いろいろな工夫をしはじめています。

そのひとつが早起きです。

朝時間のことは以前も記事にしたのですが、

自分がちょっと早く起きるだけで、母や夫や保育園に頼らずにひとりの時間を持てる。週に何回、じゃなくて毎日でも持てる。そんなふうに自分次第でどうにでもできるから早起きはやっぱりすごい。

朝5時、窓からの景色

でも、早く起きるのは大変。だから、工夫と準備が必要です。わたしも遅起きだったり早起きだったりいろいろな時期を通って、いまようやくコツが見えてきたように思います。

たとえば、夜は、お腹と目と体を休めること。これを大切にしはじめてから、安定して気分よく目覚めることができるようになりました。

具体的には、
夕食は早めに軽くとる。
携帯は充電を切って見えないところにしまう。
早めに布団に入る。など。

わたしは、17時に子どもと一緒に食事をして、お風呂に入り、19時に子どもを寝かせたあとは、部屋の片付けをばっと済ませる。携帯は最後に必要な連絡だけ返し、あとは電源を切ります。20時半頃に布団に入り、本を読んで21時半までに寝てしまいます。

ときには遅くまで映画を見たりお酒を飲んだりする日もありますが、毎日の習慣としてはこれがいい。そして毎日そう過ごしていると、ちょっと就寝が遅くなっても早起きできるようになりました。

朝は、うちでは猫が4時半〜5時のあいだにご飯を催促しにくるので、そのまま起きるのがちょうどいいリズム。4時台に起こされるとイライラしていましたが、いまではありがたい目覚まし役です。たまに息子も一緒に起きてしまうけど、そんなときはトントンしてまた眠るまで一緒にいます。

目覚まし猫は二度寝する

そして、ここからの1時間から1時間半。これはわたしだけの時間。

日記を書いたり、
本を読んだり、
ヨガをしたり、
絵を描いたり。

聞こえてくるのは、鳥のさえずりや時には雨の音。猫が窓辺に飛びのる静かな足音。となりの部屋で時計がチクタク鳴っている。

隣人たちが生活をはじめる前の時間。鳥と猫と木々の時間。

そんなときを、ひとりであじわうという贅沢を、朝いちばんで味わえる。自分への大きなプレゼントだといまでは思っています。

お勤めをしていたり、兄弟姉妹がいたりで、もっと早く起きているお母さんお父さん、たくさんいらっしゃると思います。ほんとうに毎日、おつかれさまです。それでも、15分でも。

夜明け前に、ひとりお茶をいれる。自分だけのために。

深呼吸をして、静謐な空気を心にとりいれる。

1日をはじめる前の小さな充電。ただただ静かに過ごしたい。

わたしなりの、早起きのススメです。






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