Almost Silent

自然や文化体験、音楽が好き。 2023年に南米を約1年間訪れた際の旅行記をゆっくり更新…

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自然や文化体験、音楽が好き。 2023年に南米を約1年間訪れた際の旅行記をゆっくり更新しつつ、日常で感じたことなどを書いていきます。

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【ラテンアメリカ旅行 #01】リセットボタン押して南米へ

南米に行く前のこと▽ 快適な生活の裏 2018年頃、ふと自分のその頃の生活を振り返り、何かモヤモヤしていた。 コンフォートゾーンから離れられくなり、本気で生きていないからだ。 海と山の近くに住み、リモートワーク、波があればサーフィン、波がなければ小さな山を走り回る。自分的にはある意味理想的な生活ではあった。 そのころから南米に長期滞在してみたいと周りの仲間達に伝えていたが、そのままぬるま湯に気持ち良く浸かる。そしてコロナ禍になり先行き不透明。 ▽ とりあえず行ってみよう

    • 【ラテンアメリカ旅行 #10】ブラジル南部フロリアノポリスで荒波に揉まれる

      ブラジルとフロリアノポリスについて少し● まずはブラジル基本情報 ブラジルの正式名称はブラジル連邦共和国。 連邦制なので複数の州や地域が国を形成し、それぞれの州が一定の自治権を持ち、地方の特性を生かした政策が可能にしている。 人種が多く、先住民、植民地時代に移植したポルトガル人、奴隷として連れてこられたアフリカ人、その他日本人やヨーロッパ人など多くの民族と文化が混在している。 食文化については豆や肉、米のイメージが強いが、実際に行ってみると割とどこに行っても野菜や果物も豊

      • 【ラテンアメリカ旅行 #09】イグアスの滝からブラジル側へ

        世界三大瀑布イグアスの滝● サルタ・フフイ地方からイグアスの滝へ フフイ地方からサルタの街まで戻り、Alexと別れたあとイグアスの滝に向かうためマイちゃんと一緒にサルタからプエルト・イグアスまで飛行機で移動した。飛行機が落ちるんじゃないかと不安に思わせるくらい揺れていて、今後の南米での飛行機の移動を躊躇するくらいだった。 ● 飛行機で時々遭遇する乱気流について ● このフライトの後で知ることだがほとんどの揺れはパイロットですら予測できない乱気流によるもので、乗客は怖い思

        • 【ラテンアメリカ旅行 #08】アルゼンチン北部アンデス麓のフフイ地方

          サルタを探検● バリローチェからサルタへ 今回の移動はこちら。飛行機でブエノスアイレス経由で移動したけど、埋め込むと車の移動に切り替わってしまう。誰か飛行機の経路の埋め込み方知ってたら教えてください。今回はSalta、Jujuy地方がどこにあるかという確認用ということで。 ● 再会と出会い 宿泊先に到着しルームメイトたちと早速会話していると、アルゼンチン人のAlexという男性が彼の休暇の旅仲間を探していて「車で一緒にフフイ周辺を周らないか?」と聞いてきた。「もちろんいい

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        【ラテンアメリカ旅行 #01】リセットボタン押して南米へ

          【ラテンアメリカ旅行 #07】南米のスイスと呼ばれるパタゴニア北部

          パタゴニア北部で久々の良い天気Esquelに到着 今回からパタゴニア北部。 フランスのパン職人の友人、Jorisにおすすめいただいた国立公園、Parque Nacional Los Alercesに向かうため、Esquelという街に到着。 エル・カラファテからの移動時間は約20時間、南部と異なり気候がかなり穏やかで自然もパタゴニア南部のような厳しさを感じない。 特別なことがあるわけでもない小さな街。オールド・パタゴニア鉄道という鉄道が走っていてその始発となる街らしい。冬は

          【ラテンアメリカ旅行 #07】南米のスイスと呼ばれるパタゴニア北部

          【ラテンアメリカ旅行 #06】生まれて初めて見る氷河

          ぺリト・モレノ氷河についてエル・チャルテンでトレッキングを楽しみ、再びエル・カラファテに戻った。 ちなみにカラファテとはパタゴニアでよく見るベリー系の果物のこと。よくジャムで売られていたり、パン屋でもカラファテを使ったパンが並んでいる。 今回はぺリト・モレノの氷河の上を歩く体験。その前に少し氷河の説明。 ● ぺリト・モレノ氷河ってなに? パタゴニアのロス・グラシアス国立公園にある大氷河で、風の強さにもよると思うが1日2mほどの速度で動いているという。この氷河はアルヘンティ

          【ラテンアメリカ旅行 #06】生まれて初めて見る氷河

          【ラテンアメリカ旅行 #05】エル・チャルテンから歩く

          フィッツロイを拝む▽ ロス・トレス湖ルートについて フィッツロイを見るために目指す人気トレイルが『ロス・トレス湖トレイル』。フィッツロイは原住民に昔から『煙を吐く山』と言われるほど雲に覆われていることが多く、見える確率は低い。 僕もこのトレイルに予定通りテントと食料を持って行ってきた。日帰りでも行けるが、朝日を山の上で見たいので1泊した。 このロス・トレス湖から、セロ・トーレのトーレ湖までを繋ぐルートもあり、2泊3日で行くことも可能。 1日目は途中、湖のビーチに立ち寄り

          【ラテンアメリカ旅行 #05】エル・チャルテンから歩く

          【ラテンアメリカ旅行 #04】フィッツロイが見えてきた

          エル・チャルテンへチャルテンと入力すると毎回『茶流転』と変換され学習しない。 まるで僕が何度サーフィンをしても学習しないのと似ている。 ▽ 予定変更 リオ・ガジェゴスでアルゼンチン人の御一行とアサドパーティーにお招きいただいて楽しんだ翌朝、リオ・ガジェゴスのバスターミナルで再びJorisと合流し、エル・カラファテに向かう。約3時間くらいでカラファテに到着するとJorisはここからヒッチハイクでチリ側に向かい、僕はカラファテでペリト・モレノ氷河のツアーを探すためここでお別

          【ラテンアメリカ旅行 #04】フィッツロイが見えてきた

          【ラテンアメリカ旅行 #03】バスの中継地点の街で心温まる話

          ▽ リオ・ガジェゴスという何もない街 ウシュアイアを出発して約15時間後、リオ・ガジェゴスというウシュアイアとエル・カラファテの中継地点の街に到着した。そして待ち時間無しでちょうど良いエル・カラファテ行きのバスも無いので、このリオ・ガジェゴスで一晩過ごすことになった。 Jorisは*カウチサーフィンで地元民の家に泊まることになり、僕は近所のホステルに泊まることにした。 今回の移動はこちら(リオ・ガレゴス=リオ・ガジェゴス)車で7時間23分と表示されているが、バスの移動で

          【ラテンアメリカ旅行 #03】バスの中継地点の街で心温まる話

          【ラテンアメリカ旅行 #02】南米最南端の街ウシュアイア

          アルゼンチン最初の街『ウシュアイア』▽ ウシュアイアに到着 無事チリの国境を越えて、アルゼンチンの入国の際、入国管理局に尋問されたが無事入国。なんでレバノン行ったの?なんでイスラエル行ったの?パレスチナは行ったの?など聞かれた。 ちなみにヨルダンからイスラエルに陸路で歩いて入国する際は先にレバノンに入国していたせいで、アクティビストの疑いを持たれて国境の手前で1時間待たされた。レバノンとイスラエルは犬猿の仲だからだと思う。(今回は待ち時間なし) そして夕方ようやくウシュア

          【ラテンアメリカ旅行 #02】南米最南端の街ウシュアイア