リスニングは慣れ

私は帰国子女でもないし、留学経験もありませんが、何とか
外資系企業で働けるだけの最低限？の英語力はあったようです。
ではどうやってリスニングを鍛えたかというと、特に方法はなく、
もともと英語の歌が大好きで、英語が分かるようになったら、
いいなと漠然と英語に憧れて英語を勉強しているうちに、英単語を
覚えていき、英語の映画やドラマを見たり、アメリカやイギリスの
英語のニュースを見ているうちに彼らのスピードに慣れてきて、
自然と英語が聞き取れるようになりました。

ただ、何でも分かるわけではなく、スラングが多い会話は、何を
言っているかほとんど分からないときもありますし、分かるのは
ある程度教養のある人たちが話す文法的にきちんとした英語で、
私の知っているレベルの英単語の範囲に収まっているものです。

外人さんでも、声質によって聞き取りやすい・聞き取りにくいが
あって、モゴモゴと話す人の英語は、集中していないと聞き取れ
ません。逆に、はっきりとクリアに発音する人の英語は、みなさん
聞き取りやすいと思います。

これだとあまり皆さんの参考になりませんが、断言できることは、
英語を聞き取るためには、「慣れ」と「ボキャブラリー」の両方が
必要だということです。そもそも英単語を知らなければ、聞き取り
ようがありません。

今は、無料の学習アプリがあったり、Youtubeに様々な動画があり
ますので、それを利用しましょう。Youtubeで、私がお勧めなのが、
Kendra's Language School さんの”英語の耳を作る”シリーズです。
初級から上級までレベル別に用意されていて、音声のみ、音声＋
英語の字幕＋日本語訳と分かりやすい構成になっています。

また、NHKの語学の番組で、ラジオ番組とTV番組がInternet上でも
いくつか番組が視聴できます。上級になるかもしれませんが、私の
お勧めは「ニュースで学ぶ現代英語」です。英語の音声を聞くだけ
でなく、英語のスクリプトを見ながらと日本語でその解説を聞く
こともできるので、すごく勉強になります。

まず騙されたと思って、通学途中や休み時間といった隙間時間に
聞いてみませんか。毎日聞いていると、そのうち耳が慣れてきて
英語を追えるようになりますよ。１か月くらい経つと、自分でも
英語が聞き取れるようになってきたと実感できます。
そしたら、共通テストのリスニングも怖くありません。
習うより慣れろ！

がんばって下さい。