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【東京散歩】根津神社のつつじと根津の町

平日にお休みができたので、根津へ行ってきました。

目的は、この時期にしか見られない根津神社の満開のつつじです。

私は東京の西側に住んでいるので、根津にはあまり行ったことがありません。
十五年ほど前、仕事を辞めるか辞めないかで悩み将来に絶望していた(?)時に母に誘われて谷根千を歩いた時以来です。
その時の根津は私には灰色だったなぁ。

それがちょうど5月中旬頃だったので、根津神社には
「今年もつつじの花たちが頑張ってくれました。今は休憩中です。また来年」
というような張り紙がしてあり、すっかり葉っぱだけになったつつじを見たのを覚えています。

いつか、つつじが綺麗な頃に見に来たいと思っていましたが
休日はかなり混むというのを聞いていたので、なんとなくタイミングを逃していました。
そこに平日休みで、しかも悪天候のチャンス到来!
思い切って出かけてきました。

辿り着いた根津は雨!(そりゃそうだ)
雨脚は弱いものの、風が吹いているので傘をさしても濡れる・・・。

前もってネットで調べておいた蕎麦屋さんに辿り着くも、
今日はもういっぱいです、の案内が出ていました。

天気予報はあと1時間ほどで雨がやむとのことだったので
近くにあった根津珈琲店というお店をチョイス。
コーヒーのおいしい喫茶店でカレーを頂きました。

さて、いよいよ根津神社です。
路地一本入ったところに大きな鳥居があり・・・




ピンクが広がります。


斜面一面にピンクと緑の丸が!

神社の中ということもあり、
静かで落ち着いた空気がまたいい。

おそらく、満開は少し過ぎていたのだと思います。
ただ、これから咲くものもありました。

時が止まったような静かな空間で、深呼吸。
来てみてよかったなぁ。

境内をうろうろして、根津神社を後にしました。

神社の入り口の近くにあったお店。
なんだかオシャレ!
残念ながら閉まっていました。

駅までの道を遠回りしながらぶらぶら歩いてみましたが、
何気ない景色に「お洒落」とか「粋」が自然に存在しているところだなぁ、と思いました。


ここは染物の工房が並ぶ「藍染通り」。

歩道に植木鉢や金魚鉢が出ていていて、下町を感じます。

古いものをボロいものにしない、人々の丁寧さを感じる町でした。

今度はもう少し時間がある時にゆっくり歩こうと思います。



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