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【22卒】研修で田舎を転々とする生活が決まった新卒理系大学院生

こんにちは、22卒で製薬会社に入社予定のヨウジです。大学院理系修士課程2年、化学専攻の者です。

会社からの配属先通知

 先日、会社からメールにて研修の配属先が知らされました。ある程度、田舎に飛ばされるんだろうなとは予想していましたが、いざ文面で田舎配属の文字を目にすると現実感が重くのしかかり衝撃を受け呆然としていました。研修は、田舎→田舎→本社都市部の流れになります。転々とする生活にも凄い拒絶感がありますが、田舎勤務ということに対する拒絶感と恐怖の方が勝っていると思います。

 すぐに母に勤務先のことを知らせると、すぐに母から電話がかかってきました。母に言われたことは、「転々とする生活が合ってるんじゃないかい?」ということです。電話を切り終えると、涙を抑えることが出来ませんでした。転々とすることがとても嫌だったのです。ましてや田舎で。別に田舎のことを悪く言うつもりはありません。僕には僕の感覚があり、過去に田舎で壮絶な体験をしているのです。

田舎を転々とする生活への拒絶と過去のトラウマ

 僕は一度、地方にある大学を中退しています。それも入学初日で環境不適応でパニックになり退学を決意し、入学して10日ほどで中退しました。初めての一人暮らしからホームシックになりました。友達の面では、話す人はいたのですが、僕は心の奥底のドアを開けませんでした。そうして孤独感を深めていきました。周りを見渡せば山に囲まれた生活で酷く社会に取り残された感覚が僕を苦しめました。生活に不便なこともこの上ないですが、当時の僕は田舎の閉塞感と疎外感に苛まれていたのです。

 もう一つのトラウマは今の大学の学部時代に、地方の大学院の研究インターンに参加した時でした。自ら3週間ほどのプログラムを設定しました。大学の寮に泊まり込みの生活となりました。プログラム初日からどうやら僕の体は大きな環境変化に耐えられなくなっていました。精神状態が不安定になり、体からSOSのメッセージが出続けていました。ここでも周りを見渡せば山ばかりの景色で酷く社会から隔絶された感覚に陥りました。結局、インターンは1週間で辞めました。

 以上のトラウマもあり、田舎に対する恐怖が僕の中では強烈なのです。ですので、この春の就職で田舎に赴いた時、僕の体は耐えられるだろうかと不安を抱いています。

最悪、命を取られそうになったら休職か退職する

 今の僕の心理状況は、命さえあればいい、という状態です。苦渋の決断で内定先に就職する選択肢を取るつもりです。そして、もし精神状態が再起不能になったら会社側に大変ご迷惑をかけることを承知で休職か退職をしようと思います。自ら命を絶つことより優先する事項はこの世にはないと思っています。社会に出ることは怖いですが、経験として一度働きたいと思っている他、人のためになりたいという思いが強いです。お薬を必要としている誰かに届けるという社会貢献を通して自分の存在意義を肯定できれば理想ですね。就職はこれまでの人生で間違いなく最も大きな挑戦の一つですが、体がダメになったらまた別の人生を描いてみようと思います。今は悲観的な予想はなるべくしたくないのですが、悲観的に考える気質を持っているので物事を悪い方向に考えがちな僕です。今回、巨大な不安を感じている田舎の生活もそのせいですね。

決意表明

 入社まで約一か月を控えた今、早く働きたい気持ちと働くことが心配になっているその狭間で、精神状態はその時々で変化しています。配属先を通知された時は絶望状態で、内定を辞退して死ぬことを考えていましたが、少し心が落ち着いた今はもう少し生きてみようと思っています。体に限界が来るその日まで。どうか皆様には、今後の動向を温かい目で見守っていただければ幸いです。

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