アルパカ兄さん@ロボット技術のノウハウを発信中

ロボットシステムの設計エンジニア|ロボットプログラミングのノウハウについて発信|ゼロか…

アルパカ兄さん@ロボット技術のノウハウを発信中

ロボットシステムの設計エンジニア|ロボットプログラミングのノウハウについて発信|ゼロから搬送工程立ち上げ歴10年、数十件実施|効率250%達成事例有|Solidworks /AutoCAD、YASKAWA・FANUC・KUKAが得意|最近は3Dビジョン技術を強化中

最近の記事

【レポート】UR協働ロボットフェア2024

協働ロボット・ユニバーサルロボット(以下UR)のプライベート展示会へ行きました! 私はURユーザではないですが、協働ロボットの知見が乏しく、これは絶対行くべきだと思い即決しました。 目的は以下の3点になります。 ・協働ロボットが目指そうとしている市場や技術領域を知る事 ・協働ロボットの導入ハードルの低さを知る事 ・センサ、ロボットビジョンなど周辺機器の調査 それでは、いきましょう! イントロダクション展示内容: UR協働ロボットフェア 2024 テーマ: 協働ロボットの

    • ロボットハンド設計の重要ポイント-重量情報について-

      ロボットハンドの設計は、ロボットシステムにおいて、そのクォリティを左右する最大のキーファクターであり、設計者の腕の見せ所でもあります。 だからこそ失敗はしたくないですよね。 最も避けたいことは、ロボットハンドが重すぎて本来の性能を引き出せなかったり、異常や故障が発生することではないでしょうか。 例えば、 ・ハンドが重すぎて加減速を落とさざるをえない→タクトタイムが伸びた ・各軸に過負荷がかかり、エラー発生で動かせなくなった ・部品が短期で故障して交換が必要になった 考えただ

      • 産業用ロボットによる加工自動化の裏側: 加工精度の課題と解決策

        こんにちは!アルパカ兄さんです。 今回は前回記事の続きです。ここから実際に調整に入りますが、重大な壁に直面します。 それは加工精度が低いこと。実際に指令した原点からのXY位置とややずれた位置に移動してしてしまうのです… これは、ロボットの絶対位置決め精度誤差の問題でした。 ロボット界隈では周知の事実でしたが、当時の私を含む弊社社員はロボットの知見が皆無に等しく、そういった懸念すらしていなかったのです。。 加工精度の問題:要求精度を満たせない!加工精度の問題の原因を掘り下げ

        • 産業用ロボットによる加工自動化の裏側: プロジェクトの実践と学び

          こんにちは!アルパカ兄さんです。 産業の未来を形作る上で、ロボット技術はその中心にあります。特に、レーザ加工や切削加工などの加工用途において、その可能性は無限大です。 昨今の電気自動車(EV)への移行は、従来の製造プロセスに新たな課題を投げかけています。大型化するワークに対する加工ニーズが急速に拡大している今、『産業用ロボットによる加工自動化の裏側』を通じて、私が直面した実際のプロジェクト経験を共有します。 この記事では、ロボット加工がどのように実際の製造現場で活用されて

        【レポート】UR協働ロボットフェア2024

          【自己紹介】ロボット技術で未来を切り開く!

          こんにちは、アルパカ兄さんと申します! 私は30代の設備装置メーカーの機械エンジニアです。 特に産業用ロボットシステムの設計が専門です。 構想設計からティーチング、保全までの一連の業務を経験し、ゼロからの搬送工程の立上げや改造案件を数十件実施しました。 この記事は私に興味を持ってくれた方への簡単な自己紹介です! 職業・専門分野 職業: 設備装置メーカーの機械エンジニア 専門分野: ロボットシステムの設計。搬送用途、加工用途のシステムを経験。主に構想設計からティーチング

          【自己紹介】ロボット技術で未来を切り開く!