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失恋した人というのは遺族と同じ。【酒井若菜さんのYouTubeより(亀井勝一郎さんの言葉)】

最近、酒井若菜さんのYouTubeが大好きです。

お話の仕方のトーンも内容も、傷ついた人に寄り添っていて存在そのものが癒しの効果がある感じ。

お恥ずかしながらグラビアアイドルさんから女優業へ転身した方というイメージしかなくて
作家業も長くしていらっしゃることを知らなくて、

これから少しずつ本も読んでいこうと思っています。

「失恋からの立ち直り方。」の回で若菜さんがお話されていてとても印象的だった言葉が、

「亀井勝一郎さんの言葉で、【失恋した人というのは遺族と同じだ】というものがある」という事。

調べてみたら「青春について」という本の中での言葉でした。

若菜さんのYouTubeに相談を寄せて居たのは、大人になってからの初めての恋で大失恋した方。

少年少女時代の初恋と違って色んな経験を重ねてからの、「大人の恋での初めての恋」での失恋というのは

まさに遺族のような苦しみと同様の苦しみを味わうよね。


自分の中から相手が居なくなるのも、相手の中から自分が居なくなるのもとてつもなく辛く苦しい。

みんなそんな想いを一度はしている、と若菜さんも言っていた。


わたしはかつて「大人になってからの大失恋」も「推しの卒業」も経験したことがありその悲しみ苦しみは最初の一年はまさに「喪中」だった。

美しい夜景を見ても、綺麗な青空を見ても、燃えるような夕焼けを見ても泣く。

ひとりで居ることがつらくて、誰かと話したいけれど

大人になると学生時代のように簡単に長電話の相手もつかまらないし、相手してくれたとしても
お互いの暮らしや仕事がある中で自分のことでそんなに時間を奪えない。

わたしはどうにかひとりの時間をやり過ごすために色んなことをした。

・新しい男性で埋めようとしたり
・占ってほしいわけじゃないけどとにかく今誰かと電話で繋がりたくて、電話占いにハマりもした
・店舗型の「占いの館」にも足を運んだ
・書店の一角の本すべてを読んだのでは?と思えるほど
自己啓発、スピリチュアル、メンタルケア、恋愛心理学…系の本を読み漁った

その中でもいちばん建設的で健康的で合法(笑)に新しい依存先としてわたしを癒してくれたのが
「ダイエットコーチによる食事指導」だったな。

寂しい時期に、おはようからおやすみまで食事や飲み物、行動を報告して
今日も頑張りましたねと褒めてもらえるのはすごく支えだったし、
少しずつ食事も改善されていくなかで心も体も整った。

え?新しく依存先を作ったら堂々巡り、無限ループでは?と思うかもしれないけれど、
「抜けたい依存」から脱する為に、新しい健康的な依存先を見つけることは悪いことでは無いとわたしは考えています💡

「グリーフケア」という言葉があるけれど、何かの出来事でどうしようもない喪失感や孤独感を抱えたり

依存の沼から抜けられなくってもがいている人がいたならば

そんな人に寄り添ったり、駆け込み先になったり、そんな存在になりたいと今は心から思ってる。


辛い時さみしい時、這いあがろうと頑張っている時、
わたしは何人かのお気に入りの人のブログやSNSを何度も読み返したりして支えにしていたから、
今度は自分が誰かの居場所になれたらいいなあと思いつつ、

今はどうすればそうなれるのかよく分からないけれどとにかくこうして記事を投稿し続けている❤️

もちろんわたしの人生を覗き見してひと休みしていく方も大歓迎。

あなたに優しい夜が訪れますように。

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