Who Am I | 平野 幹(vol.2)
Vol.1 はこちらから!
自己実現や目標達成のため、幹さんが大切にしているものとは
若い時は 有名になりたかった。
正直、ライバルを蹴落としてでもやってやるって、燃える気持ちだった。
それでもある程度は進めたんだけど、全部因果応報なんだよね。奇しくも自分の心も沢山傷つけて、他人も沢山傷つけた。
すべてに通ずるのは、ポジティブな精神でリラックスしていることと、気の合う仲間をいっぱい持つことじゃないかな。
それと感謝の気持ち。
あとはこの年になったら、身体づくりも大事だね。目標があってもこれがなかったらできない。
でもさ、今はアイデンティティを探す時代から、個を守る時代にならざるを得ない。
スマホが監視してるし、情報も常に垂れ流し。
SNSはいつも馬鹿騒ぎ。Twitterは口喧嘩ばかり。
流行りや隣りの芝生に囚われない "精神" が必要だね。
そういった面ではミニマリズムもすごく良いツールだと思う。あえて持たない価値観。
思うけど、金やインスタのいいねの数で、真の幸せは測れないからね。
スマホやめてガラケーもありだね(笑)
自分らしく生きるために、実践していること
自分に何が必要で、何が要らないか、考えていけば理解できる。
先ずはそこ。
人生はさ、選択の連続で常に分かれ道。
良い仕事をするために何が必要か。
良い人間になるために何を食すか。
平和を守るために何を犠牲にできるか。
泣く毎日から笑う毎日か。すべてチョイス。
俺は仕事も選ぶし、友達も選ぶ。
それで失ったものもきっとあるけど、
自分でチョイスしてきたから不満もない。
結局は、すべて自分に返ってくるってことだよね。だからこそ実践あるのみ。
幹さんにとって、ずばり、「らしさ」とは?
自分を貫くこと。
それが俺らしさだけど、
アイデンティティ(存在意義)なんて、そう簡単に見えてくる物じゃ無いと思う。
深く深く掘って掘って、掘り起こしてやっと見えてくる。
俺は今も探し続けてる。
多分 大事なのは探すってこと。諦めずにね。
社会の中では、より良い人間になって もっと誰かの役に立ちたいって シンプルにそれだけだよ。でも、大きな世界で見たら、人間の存在目的なんて誰にも解らずに皆 旅立ってゆく。
強いて云うなら"メメントモリ"、死と共に生きるってやつかな。
それって、愛や真実って言葉と一緒だと思う。
俺みたいなアウト側も勿論そうなんだけど、この国は謙虚な人や誠実な人の方が、生きてる上では損したり、困難を感じるような社会なんだよね。
見て見ぬふりしてる方が確かに楽だから。
バーチャル世代だけど、マナーやルールは頭で守れても、モラルなんて経験して心で学ぶしかない。
疎外感だったり独りになりたくないから、ある程度 我慢したり、好きじゃないコミュニティに属したりしなければならないのかな。
勿論、自由を手にするのも実際 楽じゃない。
マイノリティはいつも攻撃の的になるからね。
でも最後は、家族や友達やパートナーが解ってくれたら、それだけで充分なんだよ。
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