Kazuha

フリーランスの物書き。 忘備録とも日記ともエッセイともつかない内容を書き残します。 の…

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フリーランスの物書き。 忘備録とも日記ともエッセイともつかない内容を書き残します。 のんびりと適当に。

最近の記事

数字で選手を見るということ。

個人的に球速表示というものを信じていない。 その数字が出たことは事実としても、それに振り回される選手の観方をしたくないと常々思っている。 すごい数字が出れば、へぇとは思う。 でも、その数字が出ているから良い選手なのか? 打たれないのか? プロで通用するのか?って首を傾げてしまうから。 その表示で判断できるなら、スカウトが疲弊してまであちこちの球場に向かうのは何故だろう。 かなりの球速を出した選手が指名されないのは、どうしてなんだろう? 指名された全選手が140キロ台後半以降な

    • スカウトを追いかけている。

      私はかつて、ある「野球選手」のファンだった。 過去形にしたのは、もう彼は現役の選手ではないからだ。 ずっと歳上の人だったから、今でいうところのガチ恋とかリアコなんて対象ではなく、純粋に選手として好きだった。 彼に限らず、選手に対してファン以上の感情になったことはないが。 ファンサはきちんとしてくれるけど、愛想のよい人ではなかった。 いわゆる強面。 当時のチームには結構イケメンが多かったから、わざわざ好んで彼を推す女子はいなかったと記憶している。 かくいう私ももう1人の推しは

      • スコアラーという仕事をする人のこと。

        プロ野球のベンチ入りのメンバー表には、監督、コーチ、選手、トレーナー、通訳、マネージャーの他にスコアラーという項目がある。 本来の意味は記録員だが、日本の球界においては、対戦チームを分析したり自軍を客観的に判断したりする役目を持つチームスタッフを指す場合がほとんどだ。 ベンチにいるのは後者。 自軍を客観的に判断する役目であるチーム付きスコアラーということになる。 対戦チームを分析する先乗りスコアラーからのデータをまとめ、自軍に伝え、作戦などのベースを作っていく立場だ。 試合

      数字で選手を見るということ。